建築士と実況者集団【wrwrd!】【日常組】 (ページ41)

今日:14 hit、昨日:6 hit、合計:50,611 hit

建築士79 ページ41

「凛ちゃん、俺とサークル同じやん？
まさかAちゃんのメイドさんやっとったなんて、知らんかったわ」

「先輩、それ以上は言わないでください？」

凛とオスマンさんはお互いに腹の探り合いをしているのか、めっちゃ笑顔が怖い

「オスマンさんのサークルって何でしたっけ……」

「俺も知らないっすわ……」

「ショッピさんとエーミールさん、同じ大学なんですか？」

「そうっすよ
エミさんとオスマンさんは同い歳で、俺が2年なんで
多分見た感じだと凛さんは3年ですよね」

「たまにオスマンさんのサークルについて聞くんですが、何にも言ってくれないんですよ」

そんなにバレたくないんだろうか……

「凛、何のサークル入ってるの？」

「私は紅茶サークルです」

「それ必然的に俺のサークルもバレてるやん」

凛はしっかりと白状した、早くない？

「お嬢様の件もございましたので、サークルは入らないつもりだったのですが
先輩があまりにもしつこく誘ってきたので、仕方なくサークルに入ったのです

先輩とは小学生の時からの腐れ縁でして」

「え、マジで？」

オスマンさんと凛が知り合い？
いや、大学同じって聞いた時から知り合いなんだなぁとは思ってたけど
それよりも前から知り合いだったの？？

「……昔よお遊んどった子でな？
中学までは一緒やろ思っとったら高校と大学も一緒で驚いたわ

凛ちゃん俺の事好きやろ？」

意地悪そうな笑みを浮かべているオスマンさんに
凛は深いため息をついた

「んなわけないやないですか
何でうちが先輩のこと好かなアカンのです？

死んでもそういう感情は持ったりしいひんわ」

めっちゃ嫌ってるじゃん

そんな話も程々にして、段取りを決めようと話し合うことにした