建築士と実況者集団【wrwrd!】【日常組】 (ページ38)

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建築士76 ページ38

「ここです、小さい家ですけど」

「えっ……何処が小さいん……？」

「俺らん目の前に豪邸が見えるんやけど……」

唖然としてる、こうなる気はしてたけど……

「外で立ちっぱなしもあれだろう

どうせ中にもうメンバーが居るんだ、入ろう」

「うん」

扉を開けると凛が待っててくれてた

「お帰りなさいませお嬢様」

「お嬢様！？
Aちゃんやっぱ財閥の娘さんなん！？」

鬱先生は俺の肩をめっちゃ掴んで揺さぶってくる
酔う訳では無いけど肩痛い

「あれ、君俺んとこと同じ大学の……」

オスマンさんは凛に見覚えがあるみたいだ

「……先輩？
ああ、なるほど、先輩は実況者であったのですか」

「え、引いとる？」

「まさか、高揚しております」

結構テンション上がってんな凛

「シャオさん達は？」

「大広間に全員お揃いです」

「おk」

俺は全員を大広間の方へと案内する
大広間の扉を開けば、シャオさんとロボロさんを合わせてかなりの人数が話し込んでいた

「あっAさん！」

「大先生！お前勝手に！」

「ごめんてシャオちゃん」

「落ち着かんかお前ら……」

「静かにしろや、クラルさん？も困っとるやろ」

「ほっそ……うわほっそ……ちゃんと食っとるんか……？」

「何や、案外綺麗な女やん」

「うわ、先輩そんな風に女性見てるんすか……」

「え、この見た目であんな低い声出るの、ホントに女の子？」

「ペ神、ちゃんとAちゃんは女の子や！」

俺はしんぺい神さんと思われる人からオスマンさんに守られる
えぇ、何で……

「まぁ落ち着きましょうよ、彼女も本当に困っているようですし……」

「せやで、お姉さん困らせたら怒るで」

「ごめんね、騒がしい連中で……」

「あっいえ……
俺は別に気にしませんし、こんなに賑やかなのも嫌いではないですよ？」

「とりあえず自己紹介だ

シャオロンとロボロは前にしたから良いだろう
他の奴らは“順番に”自己紹介をしろ」

グルッペン、順番にって強調したな……