記憶が消えるとしても…【刀剣乱舞】 (ページ10)

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4月1日、管狐からの講習ページ10

こん｢審神者様、担当の役人よりお聞きしておりますが……記憶障害をお持ちのようで……｣

A｢嗚呼、一日の記憶はすぐに無くなる、だから夜になる前に日記を書かなくてはならない｣

此処は明るすぎる
外では夜なのか昼なのか分からない
まぁ、日記を書き忘れてしまっても重要なことを書いてある紙を貰っているし

こん｢それでは、審神者部屋へと移動致しましょう｣

A｢私の仕事部屋、という訳か｣

こん｢寝室も兼ねています、審神者様のお部屋は刀剣部屋よりも多少広い造りとなっております｣

A｢……そうか｣

広すぎても落ち着かないのだが
執務室と寝室が何かで仕切られていれば良いのだが……

A｢ところで、この本丸は何階建てなんだ？｣

こん｢私も詳しい階数までは……｣

頼りにならなかった
階段を登っていけば分かるし良いのだが

A｢いきなり聞いてすまなかった、担当さんから明日は初期刀を渡すと言われた、恐らく覚えていないので朝起こした後にその事を言ってくれないか？｣

こん｢……え、もう寝るのですか？｣

A｢そういう訳では無いが｣

こん｢それでしたら、明日きちんとお伝え致しますから！｣

A｢助かる｣

よし、これから伝言係が出来た
日記にも、こんのすけを使うように書いておこう