高校3年、秋-5- ページ6
「そんなことより葵、もう行かないと！」
「え、もう？ってえ、やば。時間ないじゃん」
「ほら早く行くよ」
「ちょっと待って抜けること誰かに伝えてくるわ」
そう言ってまた走っていく葵をガン見する周りの男たち(侑を含む)の全員目を潰すかくり抜いてやりたい。
「あんた達こんなとこでぼさっとしてていいの？ステージ見るんでしょ？」
「え、なんのステージ？」
「はぁ！知らないで来たの！？ありえない！！」
「部活のステージでしょ。ダンス部と合同だって葵から聞いた。神城さんダンス部の部長なんだってね、頑張って」
「うん、それは頑張るけども。早く行かないといい席とられるよ？今日の葵はこの学校のスーパーアイドルなんだから！」
「まぁ葵は俺の永久アイドルだけどね」
「…角名くんってこんなキャラだっけ？」
「葵ちゃんのせいでだんだんおかしくなった。昨日も葵に会いたくて会いたくて震えるわとか言っとったし」
「180超えた男が言っても可愛くないわ」
「それな」
「うるさいよ」
「とにかく！葵ガチ勢はもう多分最前列埋めてるよ。外部の人からも人気だし、早く行かないとほんとに見えないかもよ」
「ごめんお待たせ！行こう姫！
あ、良かったら倫太郎たちも来てね。みんなが盛り上げてくれるから楽しめると思うよ！私も頑張るから！じゃ、行ってきまーす！」
もう走り出しながらそう言い残して葵たちは居なくなった。
神城さんがあそこまで言うならとステージのある体育館に向かうことにした俺たち。
体育館に近づけば近づくほど人が増えていく。
「なぁ、今の子見た？」
「今追い越してった女子たち？」
「の、持ってたん」
「葵ちゃん団扇持っとったな」
「さっき葵って背中にでかでか書いた法被来とるやつもおったで」
「……葵ちゃんってめっちゃすごい人やったん？」
どうやら俺たちは葵の人気をなめていたらしい。
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はいきゅ。❤︎ - すみません！！！！！！初コメではありませんでした！！！かな様ごめんなさい！！！！ (4月13日 22時) (
レス) @page10 id: 32bb66029a (このIDを非表示/違反報告)
はいきゅ。❤︎ - え、まってください！！！！このお話、、、、初コメを、、私が頂いていいのでしょうか！？！？！？？！というかこの夢小説最高なのですが！？！（（語彙力ゼロ ほんとうに作者様生まれてきてくれてありがとうございます！長くてすみません！続き見たいです！ (4月13日 22時) (レス) @page10 id: 32bb66029a (このIDを非表示/違反報告)
かな - 好き (2022年3月10日 10時) (レス) id: 4f3c0f4c8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いくと | 作成日時：2022年3月4日 0時
