○後輩と彼氏が火花散らしてる時の対処法とは ページ34
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作者の気分で番外編は公開したりしなかったりなんでこないだのは一旦消した。今回もまた番外編に近いです。
小説版、アスタが金色に行ってる時ユノ君が黒の暴牛来るんだよね、って事で100%作者の妄想のユノ君入団体験談です。これ入れるとちょっと原作と矛盾してくる所があるのであくまで番外編(?)。あとオリジナルの話は期待しない方が良いです。クソつまらん。タイトルはテキトウ。
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ネアン洞窟事件から二週間程。頭──左目の上の傷も大分塞がり、普通通りラックとやっても問題なくなって来た。……どちらの意味でも。
で、明日には"魔石"と呼ばれる、白夜の魔眼が探している物を先に回収すべく、ラクエに向かう。
そして、今日は何があるかと言うと……。
「金色の夜明けのユノです。今日一日宜しくお願いします」
ユノ君が、うちの団にやってきたのだ。それも、魔法帝直々に"体験入団"という名目で。同じくアスタも、入れ替わるように金色の夜明け団に向かった。
つまり、今日はユノ君と過ごす事になる。
どうなる事かと思ったが、案外直ぐに皆と馴染んでいくユノ君に一安心。掃除、洗濯、壁や天井等の修理までどれもこれもあっという間にこなしていくユノ君に皆が「おー」と驚いた。
「マジではえーな、ユノが家事やると」
「教会にいた頃やっていたので、一通りは出来ます」
『すげーな、俺あんなに手際良く洗濯出来ないよ。一から教えて欲しいくらい』
「いえ……ハクさんだって手馴れてたじゃないですか」
団長の言う通り、兎に角仕事が早い。一緒に洗濯やらなんやらをしていて思ったが、ユノ君将来良い旦那になりそう。家事なんでも出来るって普通に尊敬する。
「他に何かやる事ありますか?」
『んー、一通り終わったからなー……。あ、ユノ君やりたい事とかある?こっちの事ばっか手伝わせてばっかで申し訳ないしさ』
「オレのやりたい事……ですか。そうですね……
ハクさんと、手合わせしてみたいです」
『俺と?』
軽い気持ちで尋ねてみれば、予想外の言葉が返ってきた。なんかラックに似てるな、手伝ってもらった後に戦いたいって。
でも、思い返してみればユノ君と戦った事はおろか、共闘さえもほとんど無い。あの魔宮で鉱石の分身と戦った時以来だろう。と言うか、あれは共闘の内に入るのだろうか。
そう考えて、傾げていた首を頷かせた。
『うん、じゃ戦ろっか!』
「お願いします……!」
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作者名:白璢 | 作成日時:2022年1月1日 20時