まゆげとぱっつん (ページ24)

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硬くて、大きな胸板

それ程華奢でもない、僕の背中は

吸い付いて離れようとしない

.

『し、げぇ…… 』

重『ん？』

『あ、たっ…てるっ』

重『ちゃうよ、当ててんねん』

『ひぁ、っ』

.

耳の軟骨辺りに歯を立てられて

ゾクゾク、とリンパに伝う

腰に感じるしげの圧に心臓が跳ねる

お酒のせい……、そう、して欲しい

振り向いてしげの首に腕を巻き付けながら

押し倒した

.

ドサッ、

重『 … 』

『 ……画面、割れた』

重『せ、やな』

『修理代、出して』

重『明日ショッ＿』

『今っ、』

重『っん… 』

.

最初はびっくりしてたしげも

キスを受け入れてくれた

しげの顔が見たくて、閉じてた目を開けると

パチ、と目が合った

咄嗟に唇を離して、しげの顔の横に顔を埋めた

トクン、トクン、と動くしげの心臓

巻き付けた腕にギュッ、と力を込める

.

重『 ……あんまし、可愛い事すんなや』

『してない、っ！』

重『はいはい』

.

一気に景色がグワッ、と変わった

天井とオスの目になったしげ

下唇をペロリ、と舌舐めずりするしげから目が離せない

.

重『明日、覚えてへんとか言うたら修理代無しやから』

『 …うん』

重『ちゅっ… 』

『っは…ん』

.

優しかったキスも段々激しくなっていく

酸素を求めて胸板を軽く叩くと

手首を掴まれて誘導された

親指に触れるしげの腹筋

段々と上げられてピタッ、と胸の位置で止まった

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『っ！』

重『余裕、ないねん』

『うん』

重『神ちゃん可愛ええから』

『 …しげは、カッコイイょ』

重『 ……おおきに』

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さっきは穏やかだった心臓も

バクバク、と煩かった

ニィ、と笑って顔が近づき舌で唇をこじ開けられて

ヌルッ、とした舌が激しく絡み合う

緩く立ち上がったソコにあてがわれるしげの膝が

先の方に当たって気持ちが良い

.

『ぁん… んん、あ』

重『んっ… 気持ち、ええ？』

『気持ち… はぁん、いいっ、！ぁん、』