まゆげとぱっつん (ページ2)

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『お隣さんだったんだね』

重『みたいやな～…あっ！なぁ、今から飯なん？』

『そうだけど… 』

重『一緒に食おうや！』

『へ！？』

重『ほな、後で行くわ～』

.

キーを指で回しながら部屋に入って行ったしげ

廊下で呆然とする僕

……何かの聞き間違いかも知れない

さっき会ったばかりの人が部屋に来る？？

僕は壮絶な夢を見てるのだろうか

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真っ暗な部屋に電気を付ける

道具が入ったハンドバッグを寝室に置いて

洗濯物を取り込む

晴れ予報だったけど、冬の外干しは湿気で乾かない

結局、乾燥機行きだ…

.

ピンポーン＿＿

『はい』

重『俺』

『しげ？』

重『せや』

.

ガチャリと音を立てて開けてあげると

ゆるっとした部屋着に着替えてきたしげがいた

…現実でした、神様

.

重『お邪魔しまーす！』

『 …声おっきい』

重『うーわ、めっちゃ部屋綺麗』

『こまめに掃除してるから』

重『俺の部屋もして貰いたいわ！』

『自分でやんなよ( 笑 ) 』

.

ダイニングテーブルに部屋から持参したであろう

お酒類が袋に入れたまま置かれた

割と薄着な部屋着で寒そうだから

暖房付けてあげよっかな～。と思いながら

キッチンに立った

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『お腹すいてる？』

重『めっちゃすいてる！』

『なら、ちょっと重めでも大丈夫だよね？』

重『大丈夫ぅ～』

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欠伸をするしげに軽く返事をして冷蔵庫を開けた