三匹目 ページ6
『起きたあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！』
A｢ぅえっ？！｣ﾋﾞｸｯ
なんなんだ…この人…
ｷﾞｭｯ
『嗚呼！！可愛い！！可愛い！！いとうつくしゅうていたりｨｯ!!』ｷﾞｭｰｯ
女が、僕を、抱きしめ、た…
A｢やっ、やだぁっ…は、離し、て…｣
『んー♪かんわいいなー…』ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
女にしては大きい手が、僕を撫でる。
『大丈夫。アタシ達は君の味方だよ、安心して、この人達ヒトじゃないから。』
A｢へ？｣ｸﾞｽｯ
『この人達はねぇ、刀の付喪神なのさ！恰好いいだろう？』
刀の…付喪神…
A｢神…様…｣
『そ、んでーアタシがこの本丸の審神者の”文目”だよっ！』
『よろしく!!』と付け足し、にこっと笑った。
゛文目゛という女は、僕を一撫ですると、急に、真剣な目つきに変わった。
文目『そうだ…！お前さん…どうしてあんなところに倒れてたんだい？』
文目という女は、僕を鋭い目付きで見つめた。
こ、怖いっ…
A｢ﾋﾞｸｯ…あっ…あっの、僕っ…お、鬼っだか、ら…ｸﾞｽｯ、むっ、村の、ヒト、からっ…ﾋｭｯ…けほっ！ごほっ！…い、苛められてっ…ｸﾞｽｯ、それでっそれでっ…!!｣
文目『お、おうおう…ちょっと落ち着け!!』ｻｽｻｽ
A｢ﾊｯあっ…｣
女が僕を宥めるように背中をさする…
暖かい
ﾌﾞﾁｯ
僕の中の何かが切れた
A｢うっ…ひっ…うぅっ、ふ、うっうぅ…｣ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
僕の気味の悪い目から、涙が止まらない…
止まれない。
文目『よーしよーし、大丈夫、大丈夫。もう誰もお前を攻めるやつはいないよ。大丈夫、大丈夫』ｻｽｻｽ
水色頭『あ、あのっ、金平糖、食べますか？とても甘くて美味しいですよ！』ﾆｺｯ
水色頭がなにやら色とりどりの粒を差し出してきた。
なに、これ…
不思議そうに見ていると、
文目『あ！金平糖じゃーん！もーらいっ!!』ﾋｮｲｯ
”文目゛が、金平糖とよばれる粒を口に運ぶと、嬉しそうに顔を綻ばせた。
水色頭『あぁっ！何故貴女が食べるのですか！す、すみません！…え、えと…お名前は？あ、私は一期一振と言います。』
一期一振という水色頭は困ったように言った。
A｢ぼ、僕の、名前っは……Aっ…です…。｣
✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄
ちょいと意味が分からんですね(^^;;
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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あずきいろ
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増子 - なんで叫んだ…? (2016年8月17日 6時) (
レス) id: 543116ff27 (このIDを非表示/違反報告)
ごまだれ(プロフ) - 題名微妙だったけど読んだらすごい面白かった！！これからも更新頑張ってください〜！！ (2015年11月5日 17時) (レス) id: 8cd0597277 (このIDを非表示/違反報告)
腐クロウ(プロフ) - ハマっちゃいましたw鬼の子とはなかなか良いですね。小説も面白いし( *｀ω´)体を大切にしながら更新頑張ってくださいo(^▽^)o (2015年11月4日 7時) (レス) id: 08e55c1400 (このIDを非表示/違反報告)
ルン(プロフ) - まだまだ始まったばかりですが面白い作品ですね。頑張って下さい続き期待しています! (2015年11月3日 22時) (レス) id: 3b6b0f3afe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葦埜 | 作成日時：2015年9月27日 22時
