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「そうだったんですか!それは失礼しました。
お詫びと言ってはなんですが…今からポアロに来ませんか?ご馳走しますよ?」
貼り付けたような笑みでそう言う安室。
胡散臭いなあ、と思いながらも、正直初対面でこれだけ距離を詰められるのはかなり好都合である。
「いいんですか!ではお言葉に甘えて…。」
安室のこと胡散臭いとか言ったけど、私も今の媚びたような笑い方は人のこと言えないかも。
そんなことを考えながら、安室とともにポアロへと向かった。
「安室さんおかえりなさい!…そちらの方は?」
ポアロの店内に入ると人当たりの良さそうな女性店員がカウンターで接客を終えたところだった。
「さっき道で知り合いまして…ご新規のお客様です。」
「そうだったんですか!いらっしゃいませ!」
私は微笑みながら会釈をすると、安室はカウンター席へと私を案内した。
「オススメはハムサンドですが…どうされますか?」
「じゃあそれと、アイスコーヒーでお願いします。」
「かしこまりました。」
注文を受けた安室は、とても公安警察で組織に潜入しているとは思えないほど手際よく、なんなら料理のプロかというくらい手際よく、ハムサンドを作ってくれた。
「お待たせいたしました。ハムサンドとコーヒーです。」
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アルファ - 赤井さん落ちもみてみたいです! (2020年4月6日 17時) (レス) id: 2d5813c050 (このIDを非表示/違反報告)
KORON(プロフ) - さわさん» う、嬉しいですっ!!!!泣行き当たりばったりで書いていますがさらにおもしろいと言っていただけるよう更新頑張ります!!コメントありがとうございます!!! (2018年8月28日 17時) (レス) id: 766c8774e0 (このIDを非表示/違反報告)
さわ - 面白い、、、(感動))更新頑張ってください!応援してます!! (2018年8月28日 17時) (レス) id: 0f495494f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:K | 作成日時:2018年8月24日 13時