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やっとのことで閉店時間。
私は急な仕事でバイトを抜けた安室の代わりにポアロの戸締りをする。
それにしても……またまた安室に翻弄されたあげく、JK2人から謎に応援されるし…今日は散々だ。
私は大きくため息をつき、帰路についた。
時刻は午前0時を回ったところ。
私は自宅の書斎にて、キッドが言い残していった暗号について頭を悩ませていた。
"「明後日の夜、このホテルのここで…。
私たちは静かな場所でしか会うことが出来ない。」"
彼あの時確か…私の親指を指さしてたな。
指輪をはめたのもなぜか親指だったし。
ホテルの親指って…どーゆー意味よ。
だいたい静かな場所ってなに?!
ほんと、謎解きとか昔から苦手なのに…。
なんかもうムシャクシャしてきた!!
ビールでも飲むか…。
私は夜中なのにも関わらず、冷蔵庫から缶ビールを取り出した。
ついでにおつまみのソフトさきいかも開ける。
「ああーーーーわかんなーいーーーー。」
若干深夜テンションの私はビール片手に呟く。
いっそコナンくんを頼るか?
いや、でも例えコナンくんとはいえ子どもに頼るのは腑に落ちない。
しかもキッドとの約束、破っちゃうし。
私はビールを握る右手の親指に目を向けた。
_______________あ。
自分の中でなにかがストンと落ちた感覚。
私はその感覚に不敵な笑みを浮かべるのだった。
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アルファ - 赤井さん落ちもみてみたいです! (2020年4月6日 17時) (レス) id: 2d5813c050 (このIDを非表示/違反報告)
KORON(プロフ) - さわさん» う、嬉しいですっ!!!!泣行き当たりばったりで書いていますがさらにおもしろいと言っていただけるよう更新頑張ります!!コメントありがとうございます!!! (2018年8月28日 17時) (レス) id: 766c8774e0 (このIDを非表示/違反報告)
さわ - 面白い、、、(感動))更新頑張ってください!応援してます!! (2018年8月28日 17時) (レス) id: 0f495494f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:K | 作成日時:2018年8月24日 13時