15 ページ16
「ふっ……かっこつけやがって。いいだろう。こっちに来い。」
あーあ、馬鹿な男。
私はわざと少し怯えている演技をしながら子どもと人質を入れ替わった。
「残念だったわね、おバカさん。」
男の懐に入り込んだ瞬間、私は男の顎に強烈な肘鉄を食らわせ、怯んだところで手刀で持っていた刃物を落とさせたところで腕を掴んでツイスト。
「なっ、何すんだこのアマ!!!!」
男はそう言いながら、私を殴ろうとしたがそれをひょいとかわして、弁慶に蹴りを入れ、前に倒れたところで背中の上から跨る。
「Case closed……すみませーん、誰か警察を呼んでくださーい!」
「くっそ!」
なんとか反撃をしようとする犯人。
そんな犯人に私はにっこりと笑いかけながら、言った。
「あ、反撃しようものならヒールでその手を二度と使えないくらいに踏んでやるから。そのつもりで♡」
「ヒィ!!」
あら、さすがにビビらせすぎちゃったかな?
ちょっと反省。
程なくして警察官が来て、男は連行された。
とにかく、女の子も助けられたし、皆さん無事でなにより!
と思っていると、後ろから聞き覚えのある声が降ってきた。
「すごいですね、Aさん。なにか武道でもやられてたんですか?」
「えっ。」
いや良くない!!!全然良くない!!!つけられてたことすっかり忘れてた!!!!
420人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アルファ - 赤井さん落ちもみてみたいです! (2020年4月6日 17時) (レス) id: 2d5813c050 (このIDを非表示/違反報告)
KORON(プロフ) - さわさん» う、嬉しいですっ!!!!泣行き当たりばったりで書いていますがさらにおもしろいと言っていただけるよう更新頑張ります!!コメントありがとうございます!!! (2018年8月28日 17時) (レス) id: 766c8774e0 (このIDを非表示/違反報告)
さわ - 面白い、、、(感動))更新頑張ってください!応援してます!! (2018年8月28日 17時) (レス) id: 0f495494f3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:K | 作成日時:2018年8月24日 13時