ハロウィンの花嫁【名探偵コナン】

さんじゅういち ページ32

松「まだ逃げてるだって？」

伊「仲間がいるかもしれんしな」

松「いねえよ」

伊「え？」

松「いたら俺とAを殺そうと戻ってこねえだろ」

伊「そ、そうだな…」

松「ゼロたちは？」

伊「ああ、奴が隣のビルに飛び移ってな…ゼロも追いかけて飛び移りやがった」

松「相変わらずだな」

伊「Aがゼロを追いかけて行っちまったから…2人は諸伏に任せてきた」

松「そうか」

伊「Aも相変わらずだよ、まったく」

松「ははっ、あいつはずっと変わんねえよ」

伊「諸伏の拳銃借りて行ったぜ」

松「マジかよ」

伊「おまえに拳銃向けたこと、怒ってんじゃねえか？」

松「はっ、刑事がそんなことで突っ走らねえよ」

伊「いや、でもあいつなら…」

松「…」

伊「おまえだって同じ立場だったらああなってるだろ？」

松「…そうだな」

伊「ったく(笑)お互いさまじゃねえか、」

松「んなの俺らだけじゃねえって、ハギもゼロもヒロも、班長もそうだろ」

伊「ま、そうだな」

松「…班長、ガム持ってねえか？噛むと集中できる」

伊「ったくどいつもこいつも…俺はもう班長じゃねえんだがな…」


ドォォォン！！！


伊「！？」

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