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さん ページ4

コ「そういえば、今日は萩原刑事はいないの?」

松「ああ、あいつは今日は非番」

『めちゃくちゃ来たがってたけどね笑』


「え!ずるい!俺もそれ行きたい!」と私と陣平を追いかけまわすハギくんを思い出す。


伊「珍しく、おとなしく休んでるよ今日は」

『みんな働きすぎね』

松「もう職業病だな」


そんなことを話しながら、着替えに行く美和子を見送った私たち。

私も後片付けに参加しようと歩き出したとき、コナンくんが口を開く。


コ「ねえ、松田刑事たちはポアロに行かないの?」


ポアロ、私が先ほど思い浮かべた親友の1人、ゼロこと降谷零が、安室透としてバイトをしているカフェだ。

コナンくんがゼロの正体を知っているのには驚いたけれど、なにやらゼロの大事な探偵仲間らしい。


コ「さっき、伊達刑事たちの会話が聞こえて……あいつらって安室さんたちのことかなって思ったんだけど……」


さすが、ゼロが認める名探偵くん。


『ポアロねえ、私は行きたいんだけど……』

松「ゼロのやつ、絶対来るなって言って聞かねえんだ」

伊「ま、あいつのことだから何かあった時に俺らを巻き込みたくねえんだろうな」

『でも私、たまにパトロールの時に外から覗くよ!』

松「何してんだおまえ…」

『手振っても絶対無視されるけどね!』


それに、なんだか私にはあの安室という姿の彼がどうしても私が知っているゼロには見えなくて。

はやくゼロに会いたいなあと思っている日々だ。

それと、ヒロくんも。


『もう3年会ってないんだ…はやくみんなで集まれる日が来るといいね…』


思ったよりも寂しい声になってしまって、慌てて笑顔を作る。


『ま、きっとあの2人ならどんな事件でも組織でもすぐに解決すると思うけどね!』

松「…ああ、そうだな」

伊「泣くなよ」

『な、泣いてないもん!』


ゼロとヒロくんが今、何にかかわっているのかは知らない。

私たちが彼らに聞かされたのは、ただ、すごく難しい件にかかわっているということだけ。

だからしばらくはあまり会えないし連絡も返せない、と。

それでも私は彼らにこまめに連絡をする。

返事はいらない。

公安がどういう部署かは私も分かっているし、既読がつくだけで私は安心するから、近況報告やハギくんの変顔の写真を送りつける。

私はあの学生時代の頃のように、いつかすべてが解決して、6人で笑い合える日が来るのを、ずっと、待っているんだ。

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蕎麦(プロフ) - あいなさん» コメントありがとうございます!!めちゃくちゃ嬉しいです🥹これからも楽しんでいただけたら幸いです✨️ (11月2日 22時) (レス) id: 6e4712d906 (このIDを非表示/違反報告)
あいな - とても良かったです!陣平ちゃんが好きなのでニヤニヤしました! (10月28日 18時) (レス) id: 1d08598e39 (このIDを非表示/違反報告)
蕎麦(プロフ) - 梨央さん» ありがとうございます〜!これからもぜひ楽しく読んでいただけたら嬉しいです! (10月28日 15時) (レス) id: 27ce214f54 (このIDを非表示/違反報告)
梨央(プロフ) - いつも楽しく見させてもらっています! とても続きが気になります(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク いつでも更新待ってます!頑張ってください! (10月26日 23時) (レス) id: d5d12d933e (このIDを非表示/違反報告)
蕎麦(プロフ) - 魔王さん» 読んでいただいてありがとうございます!これからも更新していきますのでぜひ楽しんでください! (10月26日 22時) (レス) id: 27ce214f54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蕎麦 | 作成日時:2022年12月15日 21時

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