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じゅうご ページ16

コ「ねえ、さっき松田刑事、7日の話をしたときに「俺はその前の日も」って言ってたよね?」

佐「え、ええ…」

コ「その前日の11月6日、何かあったんじゃない?」

佐「えっと…6日は…」


日報を捲っていた佐藤の手が、ぴたりと止まった。


高「佐藤さん?」

佐「…そうだわ!6日、松田くん、有休だったのよ」

コ「有休?…仕事は休みだったってこと?」

高「…あ!そうだ!」


高木が何かを思い出し、声を上げた。


高「その日、Aさんも休暇取ってたんです!」

コ「…え?」

高「それで、僕は佐藤さんと…」

佐「…そうだ、思い出したわ!」


佐藤は勢いよく立ち上がった。


佐「あの日、松田くんとAさんがそろって休暇だったから、私が一日だけ高木くんと組んだのよ!」

コ「2人そろって休暇…」

高「もしかしたら、その日に何かあったのかも…」

佐「でも、それじゃ私たちには調べようがないわね…」

コ「…う〜ん、」


そのとき、ガチャっと音を立てて扉が開いた。


千「失礼します」

佐「千葉くん!」

千「何か進展はありましたか…って、コナンくん!?」

コ「あはは…」

千「どうして君がここに…え、ていうか、高木さん!?」

高「あはは…」

千「え、松田さんとAさんは?」

佐「どいつもこいつも、自由人ばっかりなのよ!」

高「Aさんを引っ張ってどこかへ…(笑)」

千「な、なるほど…」


日報を手にして立ち上がり、一行は会議室を出て歩き出す。


コ「千葉刑事は、7年前の事件の時捜査一課にいたの?」

千「いや、当時は僕はまだ捜一じゃなかったよ」

佐「ええ、そうね」

千「あ、そうだ。ぼくらもさっきその爆破事件を調べていたら、松田さんたちの同期に降谷って人がいるっていう情報があって…」

高「降谷?」

コ「…(安室さんだ)」

千「手掛かりになるかと思ったんですが…全く情報はありませんでした」

佐「ほんとにいるの?その降谷って男」

千「さあ…」

高「でも、警察学校で同期だったんですよね?Aさんたちと」

千「ええ、なので、たとえ警察をやめていても名前は残っていると思ったんですが…」


彼らが捜査一課の会議室についたとき、そこには見覚えのある男の姿があった。


コ「!」

千「!」

高「あっ!」

佐「あなたは!」

風「佐藤警部補に高木巡査部長、ちょっとよろしいですか」

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蕎麦(プロフ) - あいなさん» コメントありがとうございます!!めちゃくちゃ嬉しいです🥹これからも楽しんでいただけたら幸いです✨️ (11月2日 22時) (レス) id: 6e4712d906 (このIDを非表示/違反報告)
あいな - とても良かったです!陣平ちゃんが好きなのでニヤニヤしました! (10月28日 18時) (レス) id: 1d08598e39 (このIDを非表示/違反報告)
蕎麦(プロフ) - 梨央さん» ありがとうございます〜!これからもぜひ楽しく読んでいただけたら嬉しいです! (10月28日 15時) (レス) id: 27ce214f54 (このIDを非表示/違反報告)
梨央(プロフ) - いつも楽しく見させてもらっています! とても続きが気になります(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク いつでも更新待ってます!頑張ってください! (10月26日 23時) (レス) id: d5d12d933e (このIDを非表示/違反報告)
蕎麦(プロフ) - 魔王さん» 読んでいただいてありがとうございます!これからも更新していきますのでぜひ楽しんでください! (10月26日 22時) (レス) id: 27ce214f54 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蕎麦 | 作成日時:2022年12月15日 21時

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