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お化け屋敷に押し入れられる寸前、聞き覚えのある声が聞こえて私は振り返った。
『三奈ちゃん！透ちゃん！電気くん！峰田くん！』
ありがとう、君たちは神か……。←
葉「せんぱーい！何してるんですか？」
『いや、心操くんを待ってるんだけど、早く来すぎちゃって……』
上「お化け屋敷、行くんスか？」
C組の怖そうな看板を指さして尋ねてくる電気くん。
『い、いや私はお化け屋敷は……』
芦「え！先輩、一緒に行こうよ！」
『……へ？』
ちょ、ちょっと待て、なんだか話が変な方向に……。
葉「いいね！それ！」
『えっ』
峰「おい上鳴、これは……」
上「よっしゃ！せんぱい、一緒に行きましょ！」
『え、いやだから』
芦「なによさっきまでビビってたくせに！」
葉「先輩には心操くんがいるんだよ！？」
待て待て待て待て……このままだと私お化け屋敷に行くことに……
上「じゃ、５人お願いしまっす！」
なっちゃった〜！
嘘やん……ねえ、嘘やん……。
君らが来たから一緒にどっかに逃げようと思ったのに……。←
『ちょい待って……ええ……』
まだモゴモゴ文句を言う私に、受付の女の子がほほ笑んだ。
「あの、A先輩」
『……はい』
放心状態で返事をすると、彼女は意外な言葉を口にした。
「心操と話してくれて、ありがとうございました」
『……へ？』
「実は、うちら最初のころ、心操とどうやって接したらいいのかわかんなくて。ヒーロー科志望なんていうから、普通科のことなんか嫌いなのかなとか、気難しい性格なのかなとか」
心操くんのむすっとした顔が浮かぶ。
不愛想に思われちゃうの、もったいない。
「でも、先輩が心操に話に来てくれた頃から、なんか明るくなったんです、心操。それでその頃からやっと、心操もクラスに馴染んできて。」
『……』
「だから今、うちらが心操と仲良くやれてるの、先輩のおかげなんです」
『……うんっ』
「心操、前よりも前向きにヒーロー目指してます！うちらもみんなで応援してるんです！それと、先輩のこと話してる時、すっごく幸せそうで！」
『そ、っか………』
なんだか言葉が出なかった。
なんだかすごくくすぐったくて。
『ふふっ、なんだか心操くんに会いたくなってきちゃった』
芦「よし！じゃあ行きましょ！」
『……ん？』
葉「れっつごー！」
上,峰「おおー！」
『……んん？』
「いってらっしゃい！」
『んんんん！？』
ちょっと待ってぇぇぇぇぇ！！
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琥珀 - 今ページ24を見ました僕は荼毘とホークスが好きです！理由？声がいいッッ！ (2022年3月18日 0時) (
レス) @page24 id: c7d9065f1d (このIDを非表示/違反報告)
蕎麦(プロフ) - (´⊙ω⊙`)ｷﾞｮｷﾞｮさん» わ〜ほんとですか！？（泣）嬉しいですありがとうございます！これからも読んでやってください…！ (2022年2月7日 22時) (レス) @page24 id: 27ce214f54 (このIDを非表示/違反報告)
(´⊙ω⊙`)ｷﾞｮｷﾞｮ - 本当っこの作品作ってくれてありがとうごさいます！この作品なきゃ生きていけないです（笑）これからも頑張ってください！ (2022年2月7日 20時) (レス) @page23 id: a5d6acad87 (このIDを非表示/違反報告)
蕎麦(プロフ) - さらさん» さらさんありがとうございます!!😭ほんとに嬉しいです🥺こちらこそありがとうございます!!✨ (2022年2月2日 13時) (レス) id: 6e4712d906 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 移動おめでとうございます！！いつも更新たくさんありがとうございます！！心操くん格好よすぎです！！いつも楽しみにしてます！！ (2022年2月2日 0時) (レス) @page9 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蕎麦 | 作成日時：2022年1月30日 12時
