文化祭！ ページ39
今日は待ちに待った文化祭！……なんだけど。
『えっ、と……』
なんでこんなことになってるのかな……。
「いいよA！めっちゃかわいい！」
「意外と似合うな！」
「うん、最高」
『あのさ……』
「え、でもこっちのほうがよくない？」
「え〜私はこっちが好き！」
「ねえ男子！どっちが好き？」
「俺は右だな！」
「おれ左！」
ミ「ハハッ、Aはどっちも似合うよ！ね、環！」
環「う、うん」
『いや、だから』
ね「ん〜かわいいっ！Aちゃん、かわいいよ！」
「もっかいこっち着てみて！」
『……はい』
全然聞く耳を持ってもらえず、されるがままの私。
どんな状況かというと。
プ「おい！おまえらまだやってんのか！」
「当たり前っすよ！３Ａのカフェの売り上げはこいつにかかってますから！」
「あとねじれね！」
登校してきた私をとっつかまえて、クラスメイトは次々にかわいい衣装を着せてくる。
そう、かわいすぎるくらいの衣装を。
私が準備期間に他クラスをうろうろして自分の教室にいなかったせいで、いつの間にかこの企画が決定してしまったのだ。
Aはこれ着てねじれと呼びこみね！とキラキラの目で言われたら、それは断れない。
『いや、いくらなんでもこのミニスカとリボンはきついんじゃ、、、』
ね「大丈夫だって！私とおそろいだし！」
『ねじれはいいんだよ！かわいいんだよ！』
鏡に映る自分から思わず視線を逸らす。
「いいじゃねえか！それ、わざわざ衣装係が作ったんだぞ！Aに似合うのをイメージして！」
「それに、そのひらひらで腕も隠れるから包帯も目立たねえよ！」
だから、それを言われると断れないんだって……。
「あ、それに！」
何かを思い出したような男子の声に振り向くと、声の主はニシシと悪そうに笑って言った。
「これは、心操も落ちるぞ」
『……へっ』
ぽかんとする私に、いきなりクラス中が沸く。
「そうだ！おい、A！いけるぞこれ！」
「ねえ、やっぱり一緒に回るの？」
「ちゃんと呼んでよ！？」
「よし、Aの恋を応援するぞー！」
『いや、ちょ、』
ミ「ま、心操くんはもうAに落ちてるけどね」
環「……んんん」
ね「どうしたの？天喰くん」
環「い、いや、別に……」
『いや、だから、』
「よおしみんな！最終調整だ！」
「「「「おおおー−！！」」」」
『お、おおー……？』
プ「……くくっ」
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琥珀 - 今ページ24を見ました僕は荼毘とホークスが好きです！理由？声がいいッッ！ (2022年3月18日 0時) (
レス) @page24 id: c7d9065f1d (このIDを非表示/違反報告)
蕎麦(プロフ) - (´⊙ω⊙`)ｷﾞｮｷﾞｮさん» わ〜ほんとですか！？（泣）嬉しいですありがとうございます！これからも読んでやってください…！ (2022年2月7日 22時) (レス) @page24 id: 27ce214f54 (このIDを非表示/違反報告)
(´⊙ω⊙`)ｷﾞｮｷﾞｮ - 本当っこの作品作ってくれてありがとうごさいます！この作品なきゃ生きていけないです（笑）これからも頑張ってください！ (2022年2月7日 20時) (レス) @page23 id: a5d6acad87 (このIDを非表示/違反報告)
蕎麦(プロフ) - さらさん» さらさんありがとうございます!!😭ほんとに嬉しいです🥺こちらこそありがとうございます!!✨ (2022年2月2日 13時) (レス) id: 6e4712d906 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 移動おめでとうございます！！いつも更新たくさんありがとうございます！！心操くん格好よすぎです！！いつも楽しみにしてます！！ (2022年2月2日 0時) (レス) @page9 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蕎麦 | 作成日時：2022年1月30日 12時
