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相「…落ち着いたか」
『……はい』
相澤先生は、全然泣き止む気配のない私にお茶を入れてくれ、隣で黙って仕事をしていた。
やっと落ち着いた私に、ほっと息をつく。
相「まったく…連絡もなしに学校に来たと思ったら号泣して俺に飛びついてくるし…。ミッドナイトさんに何かされたのか」
香「ちょっと相澤くん！」
『ふふ、ミッドナイト先生、ありがとうございます！』
香「ほんと、無事に元気なAちゃんが帰ってきてくれて嬉しいわ！」
相「いや、元気すぎますけどね…」
『なんか言いました？相澤先生』
相「…いや」
聞こえてますけどね！
香「そんなこと言って、本当はすっごく喜んでるのよ、相澤くん」
相「まじでやめてください……」
『え！ほんとですか！』
相「ほらこうなる……」
はあ、とため息をついた相澤先生は、私の方を向いた。
相「怪我は大丈夫なのか」
『はい！といってもまだ、右腕は動かないし急に動くと頭痛いです』
相「大丈夫じゃねえな、それ」
『大丈夫です！痛いけど、みんなの顔見れば治りますから！』
相「……ま、お前の場合はそうだろうな」
『はいっ！』
ほんとうに、早くみんなに会いたい。
『先生、クラスに行ってきてもいいですか！？』
相澤先生はちらっと時計を見てから言った。
相「そろそろ授業も終わる。会いに行ってこい。……心操には言ったのか、今日来ること」
『言ってません！』
相「おまえな……」
すっごく呆れた顔をされたけど、だって驚かせたかったんだもん！
といっても心操くんは毎日会ってたし、私が退院したことは知ってるけど。
香「心操くんって、あの普通科の子？」
相「ええ。ヒーロー科編入を志望してて、こいつが面倒見てやってるんです」
『ふふっ、はい！』
香「ちょっとAちゃん！聞いてないわよ！なにその青春の鏡みたいな関係！」
『…ん？』
相「…はぁ」
香「いいじゃな〜い！それでAちゃん、心操くんのどこが好きなの！？」
『ほえっ！？』
突然そんなことを言われて思わず後ずさる。
香「…あら、」
『べっ、別に好きとかじゃありません！ち、違いますから！ほんと、好きとかじゃ…』
相「……」
プ「くくっ」
みんなの視線に耐え切れず、「失礼しましたー！」と職員室を飛び出した。
香「…冗談のつもりだったんだけど」
プ「顔、赤かったなぁ」
相「……ふっ」
香「ちょっと相澤くん！いいの！？奪われるわよ！」
相「…は？」
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琥珀 - 今ページ24を見ました僕は荼毘とホークスが好きです！理由？声がいいッッ！ (2022年3月18日 0時) (
レス) @page24 id: c7d9065f1d (このIDを非表示/違反報告)
蕎麦(プロフ) - (´⊙ω⊙`)ｷﾞｮｷﾞｮさん» わ〜ほんとですか！？（泣）嬉しいですありがとうございます！これからも読んでやってください…！ (2022年2月7日 22時) (レス) @page24 id: 27ce214f54 (このIDを非表示/違反報告)
(´⊙ω⊙`)ｷﾞｮｷﾞｮ - 本当っこの作品作ってくれてありがとうごさいます！この作品なきゃ生きていけないです（笑）これからも頑張ってください！ (2022年2月7日 20時) (レス) @page23 id: a5d6acad87 (このIDを非表示/違反報告)
蕎麦(プロフ) - さらさん» さらさんありがとうございます!!😭ほんとに嬉しいです🥺こちらこそありがとうございます!!✨ (2022年2月2日 13時) (レス) id: 6e4712d906 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 移動おめでとうございます！！いつも更新たくさんありがとうございます！！心操くん格好よすぎです！！いつも楽しみにしてます！！ (2022年2月2日 0時) (レス) @page9 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蕎麦 | 作成日時：2022年1月30日 12時
