私に飲ませたもの ページ23
助けて
熱いよ
痛いよ
苦しいよ
〈逃げなさい〉
〈お前ならできるだろ〉
そんな声が聞こえて
重たくて言うことの聞かない
体を持ち上げる
もちろん鷹岡にバレないように
鷹岡がTV見てる間を狙った
「動いてんのバレバレだ」
『っ…』
それでも私は動き続けた
どこかに
逃げなきゃ
「外には俺の部下がいる、逃げても無駄だおとなしくここにいるべきだな」
それを聞くと
動くのをやめてしまう
せめて動ける状態ならまだしも
今この状態で動くのは危険
『薬…ください…はぁ…ぐっ…』
無視される
あのスーツケース…
と思っていたら
いきなり
ぐっ
縄でキツくスーツケースと一緒に結ばれた
スーツケースには爆弾？みたいなものも
もしあのスイッチを押されたら
私は即死だ
怖くて
動くのをやめた
そういえば…
『ね、ねぇ……私って…何を飲まされたの？』
「お前は特別に睡眠薬も入れといたぜ、猛烈な睡魔に襲われて睡眠薬の効果でみんなより早くウィルスの効果も出た…苦しむ顔最高だったなァ」
『趣味…悪っすぎ』
「もうそろそろかなァ？楽しみだなァ…渚くん」
そう呟いていた
狙いは渚くんか…
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羽田(プロフ) - ジュピターさん» ありがとうございます！また楽しんでもらえるように頑張ります！！ (2020年7月19日 20時) (
レス) id: 0f092bbfe5 (このIDを非表示/違反報告)
ジュピター - あなたの作品が好きです、E組に戻る時思わず叫んじゃいました笑、ゆっくり更新を期待しています。お休みください (2020年7月18日 18時) (レス) id: 57993b81a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：羽田 | 作成日時：2020年6月13日 8時
