赤髪くんは私のヒーロー

律とお呼びください ページ46

「では菅谷くん教科書伏せて、網膜の細胞は細長い方の桿体細胞とあと一つ太い方は？」

「えオレ？やばっえーっと…えーと錐体細胞」

「こら自律思考砲台さん！ズルを教えるんじゃありません！」

「でも先生皆さんにどんどんサービスするようにとプログラムを」

「カンニングはサービスじゃありません！」


「へぇーこんなのまで体の中で作れるんだ」

「はい特殊なプラスチックを体内で自在に正型できますデータがあれば銃以外もなんにでも！」

「おもしろーい！じゃあさえーと…花とか作ってみて」

「わかりました花のデータを学習しておきます…王手です千葉君」

「…3局目でもう勝てなくなったなんつー学習能力だ」

『大人気だね、自律思考ちゃん』

「んーそうだねー」

『興味なさげだね』

「Aちゃんには興味あるよ」

『あ、りがとう？でいいのかな？』

「あのさこのコの呼び方決めない？自律思考砲台つまていくらなんでも」

「じゃあ律で！」

「安直〜」

「お前はそれでいい？」

「…嬉しいです！では律とお呼びください」

律ちゃんの笑顔は可愛くて輝いてた

「うまくやっていけそうだね」

「んーどーだろ寺坂の言う通り殺せんせーのプログラム通り動いてるだけでしょ？機械自体に意志があるわけじゃない」

『つまり、この先は律ちゃんの作った開発者が決めるってこと？』

「そ、さすがAちゃん、こんな姿見て開発者はどう思うんだろうね」

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