赤髪くんは私のヒーロー

原因 ページ42

『…ぅ…』

目が覚めると保健室にいた

「Aちゃん！！よかった目覚めた」

カルマくんが勢いよく抱きついてきた

『私…急に頭が痛くなって…めまいがして…』

どうなったっけ？

「本当によかったもう平気？大丈夫？」

『…うん…ごめんね』

「2時間くらいしても目覚めないから心配した」

『そんなに…』

「どうする？授業受ける？もう少し休む？」

『…授業受ける…』

カルマくんに支えられて歩いて教室に行く

「Aちゃん！よかった！！目覚ましたんだね！心配したよー！！」

『ごめんね…心配かけちゃって』

「百瀬、親御さんに連絡したいんだが百瀬だけ連絡先が記入されてない。教えてくれるか？」

『…この事は連絡しなくてもいいです』

「…だがただの貧血とは考えにくいぞ」

『黙っててください…お願いします。迷惑かけることだけは私したくないので』

「烏間先生、ここは私達が身を引きましょう。何言おうとAさんは言うつもりないようですし」

殺せんせーがそういうと烏間先生は身を引いてくれた

「ですが！Aさん、君はストレスが主な原因で倒れてると考えていいでしょう。お家でどういう風に過ごしていますか？ご家族とは話していますか？」

『…家族…話してないです…家に帰ってきてません。仕事忙しいって…家では…普通に過ごしてる』

家族と言ってもお父さんしかいないけど…

原因カルマside→←意識障害

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す