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紫耀から吐かれたその言葉に、
私はかなり動揺した。
高校時代の恋愛のトラウマから、
私はたまに不安と恐怖に押しつぶされそうだった。
紫耀に恨みを持ってるとかじゃない。
きっと何か理由があったってそれは、
全部全部分かってるんだけど。
恋愛って、
いつ、裏切られるか分からない状況にあるってことを私はよく知っていたから。
だから、
あの日指を怪我した日も頭が混乱した。
こんな調子なら私、
いつか自分で自分を殺 してしまうんじゃないかって。
カタカタと震え、
眠れない夜もあった。
涼介くんと一緒なら、
何も無かったのに。
紫耀「……A」
紫耀は優しい声で私の名前を呼んで、
ギュッと体を包み込んだ。
何故か私は、
それを抵抗しなかった。
それどころか、
自分の手を彼の背中に回して、受け入れたんだ。
紫耀「………ほんとバカ」
A「……紫耀ちゃん…」
紫耀「……ん、
もう何も言わなくていい、よ」
体に伝わる
彼の温もりにただ、身を委ねた。
私は今、
見られていないという条件がないだけで。
あの人と、涼介くんに見せつけられた事、
ずっと好きだった人としてるの。
最低なんだよ。
だけど心がずっと、
あなたを追いかけてる。
いつまで追えばいい？
こんなに好きでも壁はどんどん厚くなる。
ねえ、
私たちってやっぱり、
ファンと、アイドルなのかもしれない。
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ありさ(プロフ) - めっちゃキュンとするし、切ないし、続編見たいです！パスワード教えてください！！ (2018年10月11日 14時) (
レス) id: 77118fea33 (このIDを非表示/違反報告)
ゆずは(プロフ) - パスワード知りたいです！見たい！ (2018年9月23日 13時) (レス) id: ff4f92bf0e (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - パスワード教えてください！ (2018年9月23日 2時) (レス) id: e55497a53f (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - パスワード教えてほしいです！ (2018年9月23日 1時) (レス) id: 7995d0be6f (このIDを非表示/違反報告)
レア - パスワード教えてください！！ (2018年9月22日 20時) (レス) id: 7b7902e0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーーーな。 | 作成日時：2018年9月1日 14時
