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香水？
私はまず香水の匂いがキツいと思われるのが嫌で、普段からつけていない。
洗剤も柔軟剤も変えていないんだけど、
A「く、臭いかな？」
涼介「………なんか、Aちゃんらしくない」
A「もしかして、さっきメイクし直してたから、ファンデーションの匂いかな…？」
そう思って袖をクンクンと嗅いだ。
その時、はっと気がついた。
この匂い、忘れるわけがない。
A「……あ、
そうだ忘れてた！
学校でね、友達がハンドクリーム塗ってくれたの。多分それだと思う
うん、そうだよ絶対そう！」
上手く、ごまかせた？
涼介くんは、私の言ったことに
眉をしかめて見つめていた。
嘘は苦手なの。
お願いだから流していて。
A「……ごめん、早く作ろ」
涼介「ああ、…………うん…」
納得いかないようだけど、
涼介くんはコンロの前に戻った。
危なかった。
22歳の彼に、
この嘘はバレてしまっただろうか。
大学の友達に、
こんな香りのハンドクリームをつけた人なんていない。
けど、
もし聞かれたら今度こそ私、
本当のことを言っちゃう。
ずっと服の匂いを気にしながら、
料理にもあまり集中できなかった。
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涼介「いただきます」
涼介くんに教えて貰ったカルボナーラは、
思った以上にうまく出来た。
けど、８割がた涼介くんがやってくれたんだけど。
A「ん、すごい美味しいねこれ！」
1口含むと、
お店では食べれない温かみのある美味しさが口の中に広がった。
食はどんどん進む。
涼介「俺さ、
サッカー選手か、料理人になりたかったんだよね」
フォークでパスタをくるくるしながら
彼はそう言った。
もちろん、
そんなことはヲタクの私が知らないわけないんだけど。
涼介「ま、どっちにもなってないっていうね笑
今の仕事に満足してるからいいけどさ」
A「……涼介くんはどの仕事についてもきっとどこでも人気なんだろうねッ」
涼介「そうかな？
こんな顔でも料理が下手だったり、サッカーの腕前も微妙だったら注目はされないと思うよ？」
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ゆーみん - キュンッキュンッしました！！！！ (2020年6月27日 20時) (
レス) id: 2e289340ae (このIDを非表示/違反報告)
りーーーな。(プロフ) - rainbowさん» 大好きな作品、とは恐縮です汗。でも凄く嬉しいですありがとうございます！続編、待っててください ！ (2018年8月21日 2時) (レス) id: d71e2eaa5a (このIDを非表示/違反報告)
りーーーな。(プロフ) - かなさん» 大好きは嬉しすぎます(;_;)応援ありがとうございます！待っててください！ (2018年8月21日 2時) (レス) id: d71e2eaa5a (このIDを非表示/違反報告)
りーーーな。(プロフ) - ふまやまさん» なんとか完結致しました(;_;)もちろんです！待っていてください！ (2018年8月21日 2時) (レス) id: d71e2eaa5a (このIDを非表示/違反報告)
rainbow(プロフ) - 完結おめでとうございます！大好きな作品が終わってしまうのは、寂しいけど名前を変えて出すのは嬉しいのでこれからも頑張ってください (2018年8月21日 2時) (レス) id: 0b385c0c45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーーーな。 | 作成日時：2018年7月29日 20時
