25 ページ25
.
.
そして土曜日になり、
4人で遊びに行こうっていう話は明日に確実に決まった。
何を着ていこう、
そんな思いでお昼から服を散乱させていた私。
宏太「……おい、
お前なんだよその部屋」
A「うわっ、
ちょっとお兄ちゃん!勝手に入ってこないで」
宏太「ドアが空いてたんだよ、
閉めとけよ?これから俺の友達が勉強しに来るから」
コンコンっとドアを叩くお兄ちゃんの言葉に
私はハッと思い出した。
そう言えばそんなことをこの前言っていたけど、
今日だったなんて……!
A「うそ!
それならもっと昨日の夜から言っておいてよ〜!
私どっか出かけてくるよ」
宏太「出かけるって…もう来るぞ?
さっきもう着くって連絡が____________」
ピンポーン……
お兄ちゃんとの会話の途中、
鳴り響いたベルの音に肩を揺らした。
どうしよう、
今部屋着だし髪もボサボサだしすっぴんだし……!
A「わっ、私部屋から出ないようにする!」
宏太「って、誰もお前の私生活なんて興味ねえって」
A「うるっさい______」
ピンポーン……
もう一度鳴ったかと思えば、
今度は連打しているんじゃないかと思うほどの頻度でなり始めて、
慌ててお兄ちゃんの背中を階段まで押す。
A「ほらほら、早く早く!
てか、こんなに連打するなんてどんな人……」
?「おい!薮何してんだよ!」
へっ?
今、家の人じゃない声が聞こえたような……
ゆっくり玄関を覗くと、そこに居たのは、
A「だ、大貴せんぱ……?!」
なんと、
私服姿の大貴先輩だった。
616人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
lrupullblll(プロフ) - パスワード教えていただけませんか (1月2日 17時) (レス) @page50 id: e88d9aa1cc (このIDを非表示/違反報告)
りょーちゃん - パスワードを教えてください (2019年12月24日 1時) (レス) id: 57099a65b5 (このIDを非表示/違反報告)
Nenchi ーねんちー(プロフ) - 次のお話がパスワードかかってて読めません。楽しみにしてたのに (2019年8月29日 16時) (レス) id: 07a41134ab (このIDを非表示/違反報告)
ryousuke_love__(プロフ) - パスワード教えて頂きたいです! (2019年7月7日 10時) (レス) id: e8573b2850 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - りーーーな。さん» 事情があったんですね〜!分かりました!お気に入り登録して気長に待ちます(*゚▽゚)ノ (2018年8月3日 1時) (レス) id: b8c883a9ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りーな。 | 作成日時:2018年4月6日 23時