No.39 再会 ページ40
「ゴン達が屋敷まで?」
「ああ。試しの門を開けて、執事室に向かって歩いてるって」
「へ〜」
あれから約2週間後、ついにゴンたちは試しの門を開けたのか、今は執事室に向かってゾルディック家の敷地内を歩いているらしい。それにしても、カナリアに勝つまでの実力を得たのか、急成長すぎないか?と思いながらその場で立ちつくしていると、キルアにガシッと腕を掴まれ、強制的に屋敷の外へと連行される。
荷物はきちんと持ってきているので、あとは無事執事室へ辿り着いて、ゴン達と会うこと。
「キルア様、A様。お待ちしておりました」
「なあ、ゴトー。ゴンはまだか?」
ウキウキとした表情で言うキルアに、ゴトーはいつも通りの接し方で「今はこちらの方へと向かっている」と口にした。ゴンが来るまでは、客室で待ってろのこと。私達は、ゴトーの言う通りに大人しく客室でゴンを待つことにした
「何書いてんだ?」
先程まで私の向かい側の椅子の上でくつろぎながらもチョコロボくんを食べていたはずのキルアは、いつの間にか私の隣まで来ていた。そんなキルアを尻目に、私は口を開いた
「戸籍の登録書。ほら、私 戦争で自分の戸籍が焼けちゃったからね。あとはキルアと婚約をしたからA=ゾルディックになるでしょ?」
「ゴン達にも伝えてやんないとな」
「なんでさ?」
一通りの書類を書き終えた私は、大事な書類達をトントンとまとめ、カバンにしまう。ようやく暇を手に入れられた私は、チラッとキルアの方に視線をやって見ると、少しだけ拗ねたような顔をしながらチョコロボくんを頬張っている姿がキルアがそこにいた。
「...害虫駆除ってやつだよ」
「駆除?」
「...てか、ゴンたち遅いな。」
あ、話そらされた。まあ、別に興味無いしいいか。という思考に至った私は、キルアの発言に「そうだね」と同感をしておいた。これ以上待つのが退屈で嫌だったのか、キルアは私の手を握ってから、大量に有り余っているチョコロボくんたちを置いて客室から出ていった。
キルアが、試しにゴトーのいるであろう部屋の扉を開けてみると、もうそこには既にゴン達が着いており、部屋の椅子に座っていた。そんなゴン達をキルアは発見し、「ゴン!!」と元気よく叫ぶ
「キルアー!!」
「あと、えっーと。クラピカとリオレオ!!」
「ついでか?」 「レオリオ!!」
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みさき(プロフ) - 鼻血ブーブーさせちゃってくださいwwwwキルアちゃんたまんなくかわいいっすね、、、、無理せず更新頑張ってください^_^ (2022年11月20日 15時) (レス) id: c45ef07a74 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - みさきさん» え、嬉しすぎます。目から血が出るほど嬉しいです((←。鼻からも出てしまうほどガチで嬉しいっす、更新頻度増やせるように頑張りますね、みさきさん、ありがとうございます! (2022年11月20日 12時) (レス) @page34 id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - さ、最高すぎです。定期的に更新されていないか見に来ちゃいます、、 (2022年11月20日 11時) (レス) id: c45ef07a74 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - 焼き鮭さん» そう言ってくださる。焼き鮭様も最高です、、、!更新、めちゃくちゃ頑張ります!!!٩( ᐛ)و (2022年11月10日 19時) (レス) id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
焼き鮭(プロフ) - 最高です、、、! 更新頑張ってください! (2022年11月10日 19時) (レス) @page22 id: 64769613b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メロンソーダ | 作成日時:2022年10月24日 19時