No.32 キルアの兄貴 ページ33
キルアは、警戒しながらもギタラクルの方に1歩近づく。次の瞬間、ギタラクルはゆっくりと口を開いた
｢久しぶりだね。キル｣
｢！？｣
そう発言した途端、ギタラクルは顔や首に刺してあった針を次々と抜いた。そうすると、ゆっくりと顔が元の姿へと変形していく。え、キモっ。と思いながらギタラクルを見ていると、私の中で想定外のことが起きてしまった
｢兄…貴……。｣
まさかのギタラクルの本当の正体は、ゾルディック家の長男であるイルミ、そしてキルアの中で最も恐怖な存在であったからである。その事を知った途端、無意識に私の頬から冷や汗がつーっと一筋タレ落ちてしまう。ポツン、と冷や汗が床に滴った瞬間に、イルミは口を開いた
｢母さんとミルキを刺したんだって？｣
｢…ああ｣
｢母さん、泣きながら言ってたよ｣
レオリオは、隣で重々しい表情をしながら｢そりゃ、自分の子供に傷つけられたもんな｣とボソッと独り言のように呟いた瞬間、イルミが｢感動してた｣と予想外のことを口にしたので、レオリオもズコーっと倒れてしまう。そんな楽々しい事を考えて入れるのも今のうちだ
イルミは、正直言って バケモノだ
キルアに何をするか分からない
｢キル、ハンターになりたかったの？｣
イルミはそうキルアに問う。付け足しに、｢オレも資格取りたかったんだ｣と同情するが、キルアはハンターになりたいということを否定した。そうすると、イルミは相変わらずの無表情を貫き通しながらも、更にキルアをどん底に落とすような言葉を次々に言い放った
"｢お前にはハンターは向かない｣" "｢お前の天職は殺し屋｣" "｢お前は熱を持たない闇人形｣"と冷たい言葉を言い放つ。
｢喜びを感じるのは人の死に触れた時だけ｣とそうイルミは更に付け足しをして口にする。私の中での怒りのゲージが満杯になりそうだが、今の私ではイルミに勝ち目がないので手出しはしない
というか、怖くて動けない
｢オレにだって欲しいものくらいある…｣
｢ないね｣
｢ある！今、望んでることだってある！｣
｢ふーん。言ってごらん？何が望みか｣
しかし、キルアは黙り込んでしまう。そんな様子のキルアに、イルミは｢やっぱりないじゃん｣と呆れていると、キルアはまたイルミに対して否定をする。
キルアは震え混じりの声でも、やっとの思いでイルミに｢ゴンと友達になりたい。殺しなんて辞めたい｣と本心を伝えた。
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みさき(プロフ) - 鼻血ブーブーさせちゃってくださいwwwwキルアちゃんたまんなくかわいいっすね、、、、無理せず更新頑張ってください^_^ (2022年11月20日 15時) (
レス) id: c45ef07a74 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - みさきさん» え、嬉しすぎます。目から血が出るほど嬉しいです((←。鼻からも出てしまうほどガチで嬉しいっす、更新頻度増やせるように頑張りますね、みさきさん、ありがとうございます！ (2022年11月20日 12時) (レス) @page34 id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - さ、最高すぎです。定期的に更新されていないか見に来ちゃいます、、 (2022年11月20日 11時) (レス) id: c45ef07a74 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - 焼き鮭さん» そう言ってくださる。焼き鮭様も最高です、、、！更新、めちゃくちゃ頑張ります！！！٩( ᐛ)و (2022年11月10日 19時) (レス) id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
焼き鮭(プロフ) - 最高です、、、！ 更新頑張ってください！ (2022年11月10日 19時) (レス) @page22 id: 64769613b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メロンソーダ | 作成日時：2022年10月24日 19時
