No.22 異議申し立て ページ23
「決着を付けに来たのよ。父さんの仇をね…」
「……A、クラピカ達のとこ行ってろ。ここよりはマシだ」
アイツらに任せんのも嫌だけど、まあクラピカ達なら何もしないしいいか。もしやったら、クラピカ達は殺して、Aは壊れるまで抱くだけの話。
『分かった』
素直に答えるコイツが可愛い。早くアニタを殺して傍に居てやらねーとな、と"オレ"の中でそんな思考が漂う。
早く、殺さねーと
キルアsideend
『アニタさんが罰を?』
「ああ。だから、異議申し立てをしようとな!」
「そうだ。今から試験官の部屋に行く途中だ」
『なるほど。』
アニタさんは不合格者だったのだが、キルアを殺そうとこの飛行船に潜入したらしい。その罰として、二度とハンター試験を受けられなくなるだとか。それは私も嫌なので、クラピカ達と一緒に試験官の部屋に行くことにした
「おーい、試験官さーん!!…って、起きてねーのか?」
レオリオは試験官のドアをドンドンと叩くが、部屋の方からは反応がなかった。待つのは嫌なのか、レオリオはそっと部屋のドアを開けると、「にへっ、」と声を上げる。次の瞬間、レオリオの顔に向けてナイフが飛び、そのナイフを咄嗟にレオリオは避ける。
「アンタ達…こんな朝方にアタシに夜這いってワケ?」
中から出てきたのは、なんと露出度の高い2次試験官のメンチさんであった。メンチさんの両手にはナイフが握られており、今にでも私達を殺しそうな殺気がメンチさんから溢れ出ていた。そんなメンチに、クラピカは「私はそんな下品なことはしない!」と言って誤魔化そうとしていた。
しかし、メンチはそんなクラピカの言葉に聞く耳も持たず、「問答無用!!」と口にして、ナイフを手に取りながらも私たちを追いかける
「ったく、なんでオレだけなんだよ…。」
メンチさんに追いつかれ、結局はボコボコにされたレオリオ。幸運なことに、私とクラピカは傷つけられなかった。
「Aはいいとして、なんでクラピカは無傷なんだよ!!!」
「…顔、かなあ?」
『ブッ…!!』
真剣な顔で答えるクラピカに、思わず私は笑いが顔に出てしまう。レオリオは、そんな世界の理不尽さにただキレた。
「!見ろあれを!!」
「?」
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みさき(プロフ) - 鼻血ブーブーさせちゃってくださいwwwwキルアちゃんたまんなくかわいいっすね、、、、無理せず更新頑張ってください^_^ (2022年11月20日 15時) (レス) id: c45ef07a74 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - みさきさん» え、嬉しすぎます。目から血が出るほど嬉しいです((←。鼻からも出てしまうほどガチで嬉しいっす、更新頻度増やせるように頑張りますね、みさきさん、ありがとうございます! (2022年11月20日 12時) (レス) @page34 id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - さ、最高すぎです。定期的に更新されていないか見に来ちゃいます、、 (2022年11月20日 11時) (レス) id: c45ef07a74 (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - 焼き鮭さん» そう言ってくださる。焼き鮭様も最高です、、、!更新、めちゃくちゃ頑張ります!!!٩( ᐛ)و (2022年11月10日 19時) (レス) id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
焼き鮭(プロフ) - 最高です、、、! 更新頑張ってください! (2022年11月10日 19時) (レス) @page22 id: 64769613b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:メロンソーダ | 作成日時:2022年10月24日 19時