本物のハンター ページ25
自己紹介を終えた後、カイトさんの指導によって新種探しを手伝うことになった。ゴンとキルアは二人で楽しそうに虫などを撮っており、次々に珍種を集めていっていた
｢ゴンはいずれ立派なハンターになるな｣
木の壁に寄りかかって、休憩している時 カイトさんは私に話かける。数年ぶりの会話、前みたいに上手く話せるかは分からない。
『そうですね。ジンさんもいずれ見つかっちゃうかもしれません』
｢ああ、いいハンターは動物に好かれちまう。アイツは仲間にも恵まれている。Aの例外では無いけどな｣
『ありがとうございます。…ゴンとキルアは立派ですよ、もう私も離れようかなと思ってしまうほど』
｢そうか。もし離れるなら、オレ達と一緒に旅に出よう。生物学には昔から興味があっただろ？｣
『はい。まあ、無理でしょうけどね』
私は、先程からジッと不機嫌そうに私とカイトを見つめているキルアを指さす。カイトはそんなキルアを見て、フッと笑みを浮かべ、帽子の先っぽをグッと指で触り、帽子を少し下に下げてから｢確かにな｣と私に言った。
｢そろそろ行きますね｣とカイトさんに言い残し、私は見るからに不機嫌な顔をしているキルアの方へと足を進めた
｢…久しぶりのカッコイイ師匠サンとの会話は楽しかったか？｣
『そんなに不機嫌にならなくてもいーじゃん』
｢盗られるかもしれないだろ？｣
そんなに焦んなくてもいいのに。と言いたいところだが、そんなことを言ったらキルアに対して無神経だと私は思い、キルアにどう接するかただ1人で悩んだ。
｢…本当にオレのこと好きなのか？｣
『好きじゃなかったら付き合ってないよ』
｢証明してよ｣
『どうやって？』
｢…ちゅー。口に｣
可愛い…。キルアってキスのことちゅーとか言うんだ、と思いながらも、私は1回周りを確認してからキルアの唇にキスを落とす。そうすると、キルアは少しだけ頬を紅潮させながらも私の腰に手を回し、自身の方に引き寄せた
｢ずっと一緒だ。オレから離れるとか絶対言うなよ｣
『分かったよ。
ほら、あっち見て？』
私は、ニヤニヤしながら私達を見ているカイトさんのメンバー達を指さす。やっとメンバー達の存在に気づいたのか、キルアは顔がトマトのように真っ赤。本当に微かだが、ゴンは少し複雑そうな顔でこちらを見つめていた。何かあったのだろうか？
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瑞瘡紅千樹 - 何だろう…キルアくんと夢主ちゃんの性別逆転の続きが見たい……あ、何時も楽しく読ませて頂いています、初めまして！これからも楽しく読みます！(？)応援してます！！！ (10月29日 18時) (
レス) id: 86988db34f (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - チャコペンさん» むぁｯｯｯじ。コメントありがとうございます！！もう、めちゃくちゃ嬉しいです！はい！←。できるだけ更新の頻度を多くできるように頑張りたいと思います！！ (2022年11月7日 17時) (レス) id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
メロンソーダ(プロフ) - ゆまさん» ありがとうございます！！待っててください！！！ (2022年11月7日 17時) (レス) @page8 id: 30b889220d (このIDを非表示/違反報告)
チャコペン - いつも読ませて頂いてます！もうお話の流れとか会話とかが好きすぎて好きすぎて…めっちゃ読み返してます…w次の更新も楽しみに待っています。無理なさらず頑張ってください。 (2022年11月7日 16時) (レス) @page28 id: 8604dd0ca3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆま(プロフ) - 待ってます！ (2022年11月7日 1時) (レス) @page28 id: b67279cd9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メロンソーダ | 作成日時：2022年9月29日 13時
