主君と執事 Ⅲ【キルア】 (ページ43)

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巡り会えてページ43

ゴン｢え？｣

するとキルアはAとゴンの間に入り 2人の距離を置かせてから口を開く

キルア｢例えばプレイヤー同士がカードを用意しあってルールを決めた上での勝った方が相手のカードを貰えるって言うのはどーだ？｣

ゴン｢あっアリだ｣

『でしょ？

これでも奪うってことになるだろうけど力ずくとは全然違うでしょ？』

キルア｢オレにスペルをかけたやつだってむしろ真っ当にゲームしてるよ

ネタが分かればごく普通のことだしな

敵にスペルをかけるのって

あの連中の作戦だってこのゲームでは自然な成行きだと思うぜ？

やり方は"ハメ"みたいでカッコ悪いけどな

まっあんな奴らは放っておいて

オレ達はゲームを楽しもうぜ

なっ？｣

『そうだよ

気にしなくていいよ』

ゴン｢うん！｣

キルアとAは同時に足を進めるとゴンに呼び止めらる

後ろを振り返るとゴンが真っ直ぐな表情で口を開いた

ゴン｢キルア A

ありがとう

2人と一緒にいれて

ううん 2人と会えてオレ

本当に良かったよ｣

キルア｢バカ恥ずいだろ｣

『ゴン…なんか恥ずかしい……』

ゴン｢なんで？

オレ本当にそう思ってるんだよ！｣

『(ゴン逆だよ

私なんだ

大切な主であるキルアと初めての友達になってくれて

キルアを暗闇から救ってくれて

私には出来ないことをゴンはやってくれたんだ

私の方こそ

ゴンに会えて

本当に良かった)』

Aとキルアはゴンにはバレないように微かに微笑む

ゴン｢ほら！早く行こ！｣

『｢うん！／おう！｣』

3人の友情が深まる中

1人の少女が微かに笑みを浮かべながら 3人を見る

？｢(それにしてもいいわねぇ…若い男女の無垢な友情

なーんかムチャクチャにしてやりたい…)｣

〜おまけ〜

Aの念能力について

Aの念能力のひとつ複製は実は見るだけでは無くその念能力について知識があったりする能力だったら使えるんですよ

例えば仲の良かったフェイタンフィンクスウヴォーギンの能力も一通り知っているので使えます

しかしその分体に与える影響は大きいので戦闘中に使っていく念能力を増やしていく事に制限時間は縮まります