主君と執事【キルア】 (ページ6)

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家出ページ6

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午前5時

Aはキルアの約束の時間通りに門の前に来た

冷汗をかきながら待っていると後にキルアが駆け寄ってきた

Aは安心したかのように1つ溜息を吐いた

キルアの持ち物はスケボーだけ

え？それだけ？っとAが思っていると後から分かったのだが預金通帳も入れてあった

キルア｢よし！行くか！｣

『はい』

キルア｢もし何かあればAに頼るか！｣

『私も万能では無いのでキルア様も気をつけてください

イルミ様が追いかけてくるかも知れませんよ？』

キルア｢怖っ！｣

Aとキルアはゆっくり歩きながら山を降りる

『あの宿屋とかはどうするんでしょうか？』

キルア｢あー、テキトーなとこでいいや｣

計画性の無いキルアをジト目で見るA

キルアは｢なんだよ｣と言うが Aは｢なんでもない｣と発言する

キルア｢下に着いたぜ！！朝とかに2人で街行くのは久しぶりだな！｣

『キルア様はずっと家に居させられましたからね』

キルア｢ホントケチだよな〜｣

キルアは楽しそうに街中を歩く

すると突然前からキルアの元へ何らかの紙が飛ばされた

キルアはその紙を掴み取り内容を見る

『なんですか？それ』

キルア｢分かんね

ハンター試験だとよ｣

『年に1回やる試験ですか』

キルア｢なぁ！俺応募していい？｣

『何故ですか？』

キルア｢だって何もやらないだけじゃつまらねぇし

やってみようぜ！｣

キルアはAにキラキラした目でじっーと見る

Aは少し悩んだがキルアに参加を承認した

キルア｢ザバン市だってよ！｣

『ですがこれは恐らく嘘ですよね』

キルア｢だろうな！取り敢えず今日俺が街の人に聞いてくるからAは宿を取ってくれ！

地図貼ってくれれば行くからさ｣

『ですが…』

キルア｢あー！！俺ももうAが思っているような子供じゃねぇんだよ！

宿屋を探せ！命令な！｣

『は、はい』

そしてキルアはプンスカ怒りながらAの所へと離れていく

ゾルディック家の執事達もキルアのことが大好きなのだ

絶対に傷つけたくない

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Aは宿を取りキルアの携帯に電話をかける

キルアはすぐ電話に出た

Aはキルアに宿屋の場所を説明する