主君と執事【キルア】 (ページ35)

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光と闇ページ35

ギタラクルは針を抜き本来の姿イルミとなる

キルアはイルミの姿を見た瞬間顔から一気に大量の冷汗をかく

イルミ｢母さんとミルキを刺したんだって？｣

キルア｢…まぁね｣

イルミ｢母さん泣きながら言ってたよ｣

レオリオ｢そりゃあ自分の子供に傷つけられたもんな…｣

イルミ｢強く育ったって感動してた｣

レオリオはイルミのその言葉を聞いた途端コケる

それを無視してイルミは話を続ける

イルミ｢でも心配だから見張れって言われたからこうして見張ってるのAがいるけどやっぱり心配なんだって

それよりキル

ハンターになりたかったの？

俺も次の仕事で資格取りたかったからさ｣

キルア｢…ハンター試験は何となく受けただけだよ…｣

イルミ｢良かったじゃあこれでハッキリ言えるね

お前の天職は殺し屋さ

お前は熱を持たない闇人形だ

なんの望みもない

喜びを抱くのは人の死に触れた時

俺と親父にそうやって育てられたからね｣

キルア｢違うｯ!!!!!!｣

キルアはイルミの言葉を遮るように声を出す

イルミ｢じゃあなんだい？望みは｣

キルア｢…ゴンと友達になりたい…殺しをやめてゴンと普通に遊んでいたい……｣

イルミ｢無理だね

それはゴンが眩しすぎるからでしょ

時期にお前はゴンを殺せるか殺せないか考える

お前は根っからの殺し屋なんだから｣

するとレオリオはキレたようにキルアに向かって叫ぶ

レオリオ｢キルア!!!!!!そいつはクソ野郎で馬鹿野郎だ！！！

そんな奴に左右されるんじゃねぇ！！

お前らとっくんに友達同士だろうが！！！

キルアに信用されてるんだろ？

Aも言ってやれ！！！！！！｣

キルアはレオリオの言葉にピクリと動く

キルアは助けを求めるような顔でAを見る

"助けてくれ"

Aにはキルアがそう言っているように聞こえナイフを取ってイルミの元へ向かおうとするがイルミはAに命令をする

イルミ｢ダメだよ

助けちゃダメ助けたら分かってるよね？｣

大量の殺気をAはイルミに向けられ Aは手に持っていたナイフを下ろしてしまう

レオリオ｢…ｯ｣

イルミ｢よしじゃあゴンを殺そうそれならいいよね｣

イルミはゴンのいる医務室へ向かおうとするがハンゾークラピカレオリオが道を塞ぐ