主君と執事【キルア】 (ページ11)

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ゴンページ11

サトツ｢このハンター試験は実力が劣っていたり運が悪かったりすると怪我をします

最悪死にますよ

それが嫌ならあちらのエレベーターからお帰りください｣

しかし周りにエレベーターで帰ろうとする人なんていない

サトツさんはしばらく無表情で待っていたが誰もエレベーターに乗ろうとしないので試験を始めようとする

サトツ｢居ないのですね？

では私についてきてください！｣

サトツさんはクルリと後ろを向き歩き出す

そしてサトツの歩く速さに従って他の受験生たちもサトツさんの後ろに歩き出す

キルア｢こんなんじゃつまんねーかもな｣

『まだ分からないよ
ほらサトツさんスピード上げようとしてる』

Aの方向に顔を向けていたキルアがサトツの方を向く

キルアは少しニヤッと口角を上げる

キルア｢確かにな｣

サトツさんは急にスピードを上げ始め走っていく

受験生達は少し驚きながらも走って行く

『キルア様
そろそろスケボーに乗った方が…』

キルア｢分かってるよ｣

するとキルアは手に持っていたスケボーを床に置き乗る

キルアは床を蹴り飛ばしスケボーを移動させる

キルア｢Aも乗るか？｣

『私が乗ると大変なことになるでしょ』

キルア｢んな事ねぇと思うけどなー…｣

？｢おいお前！！！！！！｣

突然前の人から指を指されるキルア

キルアとAは不思議そうに声のかけられた背の高い男性を見る

？｢そのスケボー！！反則だろうが！！！！｣

キルア｢なんで？｣

？｢なんでってそりゃあ持久走のテストだからよ！！｣

？｢違うよ！｣

すると後ろの男の子が男性の言葉に反対する

？｢ゴンッ！！！テメェどっちの味方だ！！｣

男性の言葉に反対したのはゴンという名前の少年らしい

そしてゴンは男性に向かって話の続きをする

ゴン｢試験官はついてきてだけしか言ってないもんね！｣

ゴンがA達を見ながら微笑む

キルアはそんなゴンに近づき名前を聞く

？｢あの｣

Aは突然後ろから名前を呼ばれたので振り返ると金髪の顔つきが整った男性に話しかけられた

？｢私はクラピカだ

丁度同い年そうな人がいてちょっと安心だから話しかけた

よろしくな｣

『よろしく！私はA！！！

年齢は？』

クラピカ｢16だ｣

『同じだね！』

そしてクラピカとAは握手をした