film115 ページ15
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「……っごめんなさい、ごめんなさい」
気づいた時には頬がジンジンと痛んでいて、私の周りには私を心配してくれるメンバーたちがいた。
恐怖と勢いに任せてなんてことを言ってしまったんだろう。申し訳なさでまた自分が嫌になる。
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「……分かってるつもりなんですよ、ちゃんと」
分かっているつもりなんだ。
私が人に話しかけれて戸惑った時も
お腹がすいていてもケータリングの列に入り込めないでいた時も
自分が何者か分からなくなって恐怖に震えた時も
どんな時も誰かが私に気づいて、駆け寄り、言葉をかけ、優しく優しく包み込んでくれる。
嫌でもわかる。
自分がどれだけ大切に思われているのか。
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でも私はまだ心に区切りをつけられないの
過去にあった苦しみを乗り越えるには
まだ時間が必要だ。
きっとまた馬鹿みたいことを言い出すかもしれない
そんな時は遠慮なく引っぱたいて
叱って欲しい。
それも愛だと思うから。
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「ハニくん、ありがと」
JH「俺は何もしてないよ」
ニカッと笑う笑顔に私が何度助けられたか
貴方は知らないでしょうね
私だけが知っていればいいか。
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SG「ヌナ……」
事情を知る2人以外は私の突然のパニック症状に、酷く心配したようで私の顔色を伺いつつ寄り添ってくれる。
「ビックリさせたね、ごめん」
DN「謝らないでよ ヌナ」
HS「……ごめんはいらないから」
ホシさんはいつも不器用な優しさをくれる
VN「……」
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MG「誰も聞かないから聞くけどさ」
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MG「……いつから？なの」
続きは聞かなくてもわかる
パニックの症状はいつからで始めたのか
その原因はなんなのか
一体何を隠してるの？って顔をしてる。
WN「……A」
何も言えないで俯いていると
ウォヌオッパが私に優しく寄り添ってこう言うんだ
WN「言いたくなきゃ言わなくていい」
「え？」
WN「けど、言えばきっと助けてくれるよ」
「……」
WN「家族は助け合うものだから」
「……私ばっかり助けて貰ってるよ」
WN「なら、これから始めればいいよ
時間はゆっくりあるんだから」
「オッパ、」
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私は重たい口を開き始めた。
伝えるべきなのか分からずにいたけれど、
オッパはいつも私の背中を押してくれるね。
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犬こそ正義(プロフ) - 続き気になります😭😭 (5月1日 23時) (
レス) @page24 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
本屋と図書館とガソリンスタンドの匂いが好き(プロフ) - メンバーの言葉と彼女の心の内の変化に号泣しまくりですw続き、楽しみにしてます！！ (1月24日 3時) (レス) id: b9b005fe2b (このIDを非表示/違反報告)
うい(プロフ) - 続き待ってます...！ (11月21日 22時) (レス) @page17 id: 4785f44992 (このIDを非表示/違反報告)
ココ - いつもお話にワクワクしています！ハオちゃんと夢主ちゃんとの今後の関係がめっちゃ気になります😭ハオ君好きなので‥。ハオちゃんファイト！😆 (8月18日 17時) (レス) id: 0d44bc649c (このIDを非表示/違反報告)
はる - ハニちゃんとの距離が近づいてきてドキドキします。ツンデレハニちゃん大好きです。これからも更新楽しみにしています😊 (8月17日 23時) (レス) @page11 id: 14a999670f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Buu | 作成日時：2023年8月12日 0時
