５話目 ページ8
リリside
レイ「リリは人食いか？」
え？レイは今なんて言ったの…………もしかして私の秘密を知られたっ？！どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう
ドン「なにいってんだよレイ。ふざけんのもやめろよ。仲間を疑ってどうしたいんだ？」
エマ「アハハっ そんなのあるわけないじゃんーもーなにいってんのー ねーリリ！」
『あ…………え…あ』
どうしよう声が出ないのに全身が震えだして、涙が出てきた。
ギルダ「レイがひどいことを言うから泣いちゃったじゃない！！！嘘をつかないでよ！」
ノーマン「いや、本当なんだ」
「「え」」
レイ「ここで嘘をついてどうする。なあ、そうだろリリ」
『ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…………』
エマ「ど、どうしたの 本当だなんて言わないよねリリ…」
私はうずくまって呪文のように言い続けている。心を落ち着かせないと……
ノーマン「僕たちは見たんだ」
もうきっと嘘はつけない。話さなきゃ。
深呼吸をする
『スゥーッ』
立ち上がって私は口を開く
『うん。私、人を食べないと生きていけないの。今までごめんなさい！』
ドン「嘘だよなぁ〜あ 嘘って言ってくれよ グスッ」
ギルダ「っ………」
エマ「…………」
『本当なの』
みんな衝撃的だったのだろう。私の口から聞いて改めてレイとノーマンも悲しい顔でいる。
そこでエマが口を開いた
エマ「リリなにか理由があるんじゃないの。だってリリはそんなに残酷なことを好きでやるわけ無いもん！！！」
レイ「そうだ。お願いだ聞かせてくれ。」
『うん……私、元々実験体にされていたみたいなの。それで、人の血肉がないと生きられない体になってしまった。』
ノーマン「話してくれてありがとう」
ドン「でも、なんでそんな人間をつくる理由があるんだ！？」
レイ「きっと鬼たちが、新しい人間を食べたくなったから ってことだと思う」
エマ「酷い、酷すぎる！！リリだって好きでなっている訳じゃないのに…… うわーん」
『エマ、私のために泣いてくれてありがとう。』
エマを強く抱き締める
ノーマン「これで、僕たちもリリをもう疑わなくて済む」
レイ「あぁ」
ギルダ「もう、一人で抱え込まないでね！」
『うん！みんなありがとう！』
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チョコ好きの人(プロフ) - ありがとうございます！！約束のネバーランドが好きすぎて頑張って描いてみました！アンナは私の好みのキャラで、もう…どストライクでしたー！ (2020年12月30日 16時) (
レス) id: a44ac40eab (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん - 雰囲気アンナに似ていてとてもかわいらしいです！ (2020年12月28日 21時) (レス) id: d54a48b577 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ好きの人(プロフ) - 四月さん、ありがとうございます！初めてのコメントなのでめっちゃ嬉しいです！これからも頑張らせていただきます！ (2020年11月24日 22時) (レス) id: a44ac40eab (このIDを非表示/違反報告)
四月(プロフ) - はじめまして、コメント失礼します。お話、凄く読んでて楽しいです！これからも頑張って下さい(*^-^*) (2020年11月24日 19時) (レス) id: fc346cb028 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ好きの人 | 作成日時：2020年11月3日 12時
