１１話目 ページ15
リリside
改めまして皆様、私はリリです。
好きなことは食べることと、みんなとお話をする事、刺繍をする事…たくさんあります。
そんな私が、人を食べていかなければならなくなってしまったのも皆様はご存知でしょう。
ですが、私が《人を食べなかった》そしたらどうなるのでしょうか？
あなたも気になりませんか？
・
私は毎日ママの部屋に行き、肉と血をいただきます。
ママ「こんばんは」
『こんばんはママ。今日は、それ食べなくてもいい？』
ママ「どうしてそんなことを言うのかしら？なにかあったの？」
ママは微笑みながら私に話しかける。
『実は最近、それを食べると吐き気がするの。気のせいかなと思ったのだけれど、やっぱり……』
ママ「あら、そうなの？でも、食べないとあなたは死んでしまうかもしれないのよ。」
『わかってはいるの。もしかしたら、食べないほうが気分がいいのかもしれないと思って…一日だけでいいからお願い！』
ママ「うーん…仕方ないわね。今日だけよ。私が見てリリの気分が悪そうだったらすぐに食べさせるわ。」
『うん。ありがとう！』
うまくいった。これで私がどうなるのか分かる。
薄暗い廊下を歩いて、部屋まで来た。ベッドに入るとすぐに夢の中へ落ちていった。
・
もう朝なの？なんだろう、すごくお腹がすいている。
エマ「おはようリリ！昨日はぐっすり眠れた？」
美味しそう
ふと、そう思ってしまった。でも、食べちゃいけない。わかってる。わたしの限界を知るために耐えるのよ‼
『おはようエマ。眠れたよー』
挨拶をして年少者の着替えを手伝ったりする。
ジェミマ「リリ〜髪の毛が上手く結べないの！手伝って！」
『いいよ！こっちにおいで。』
みんなの準備が終わって食堂へと向かう。
レイ/ノーマン「おはよう」
エマ／リリ「おはよう」
『エマ！早く準備しましょう！私、お腹がとてもすいているの！』
エマ「はーいヽ(*´∀｀)ﾉ♪」
みんな「「ワハハ」」
『も〜！みんなそんなに笑わないでよ(＃￣З￣)』
レイ「朝から張り切ってんねー」
ノーマン「そうだねー」
準備ができた。
みんな「「いただきます」」
・
自由時間
お腹一杯にしてどうにか誤魔化した。
トーマ「リリ！一緒に鬼ごっこしようぜ！」
『いいよー』
じゃんけんで私が鬼になった。私が鬼になったんだもの、全員捕まえるよ！
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チョコ好きの人(プロフ) - ありがとうございます！！約束のネバーランドが好きすぎて頑張って描いてみました！アンナは私の好みのキャラで、もう…どストライクでしたー！ (2020年12月30日 16時) (
レス) id: a44ac40eab (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん - 雰囲気アンナに似ていてとてもかわいらしいです！ (2020年12月28日 21時) (レス) id: d54a48b577 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ好きの人(プロフ) - 四月さん、ありがとうございます！初めてのコメントなのでめっちゃ嬉しいです！これからも頑張らせていただきます！ (2020年11月24日 22時) (レス) id: a44ac40eab (このIDを非表示/違反報告)
四月(プロフ) - はじめまして、コメント失礼します。お話、凄く読んでて楽しいです！これからも頑張って下さい(*^-^*) (2020年11月24日 19時) (レス) id: fc346cb028 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ好きの人 | 作成日時：2020年11月3日 12時
