９話目 ページ12
リリside
なにか気配を感じた。それはこのハウスに来たクローネという人だった。
ノーマン「なんの用ですか？」
クローネ「見たわよ」
エマ「え」
クローネ「食堂での会話全部聞いたわ。でも、なんでリリがいるのかしら〜？」
『っ？！』
クローネ「標的は六人全員！！」
バレてしまったみたい。
クローネ「ノーマン、エマ、レイ、ギルダ、ドン、リリ。あなたたち六人……」
…即出荷なの？これから私たちの運命が変わろうとしているのに！！
クローネ「私と手を組まない？」
「「え」」
え？私たちと手を組む？一体どうして？
ノーマン「みんな、大丈夫だ。問題ない話を聞こう。」
「「？！！」」
クローネ「そうよ。お互いの目的のために協力しましょう。あなたたちは脱走したい。私はこの家のママになりたいの。イザベラをママの座から引きずり下ろしてその地位奪いたいのよ。」
ドン「ママの座…」
クローネ「私も抜け出したいの今の境遇から。このグレイスフィールド農園の管理システムをご存知？」
「「？」」
クローネ「ある条件を満たして12歳まで生き残った女子には、出荷時２つの道が示される。このまま死ぬか。ママを目指すか。……だけどあなたは違うわよリリ」
『え？』
クローネ「あなたは、鬼の興味本意で作られた人間なの。たから、あなたはどんなにいい成績を残しても生きられないわ。あなたはママにはなれないわよ。」
『シスター。大丈夫。私はママになるつもりはないし、絶対に生き残って見せるわ！』
エマ「そうだよ！みんなで逃げるんだ！」
クローネ「まあ、頑張りなさい。」
ギルダ「それで、条件って？」
シスターはこのハウスの事を話した。多分、私たちを利用したいから。
クローネ「組みましょ」
エマ「あなたが私たちを裏切らない保証は？」
クローネ「レイよ。レイがこのことをママにチクれば私を潰せる。でも、レイの正体をママにチクれば私はレイを潰せるわ。それで、いいでしょ？」
エマ「わかった。」
クローネ「友好の証よ。今夜にでも私の部屋にいらっしゃいな。」
シスターはハウスへ帰って行った。
『あの人ちょっと怖い』
でも、これでこの世界の事を知れればいいよね？利用しよう、お互いに……ね
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チョコ好きの人(プロフ) - ありがとうございます！！約束のネバーランドが好きすぎて頑張って描いてみました！アンナは私の好みのキャラで、もう…どストライクでしたー！ (2020年12月30日 16時) (
レス) id: a44ac40eab (このIDを非表示/違反報告)
ぷりん - 雰囲気アンナに似ていてとてもかわいらしいです！ (2020年12月28日 21時) (レス) id: d54a48b577 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ好きの人(プロフ) - 四月さん、ありがとうございます！初めてのコメントなのでめっちゃ嬉しいです！これからも頑張らせていただきます！ (2020年11月24日 22時) (レス) id: a44ac40eab (このIDを非表示/違反報告)
四月(プロフ) - はじめまして、コメント失礼します。お話、凄く読んでて楽しいです！これからも頑張って下さい(*^-^*) (2020年11月24日 19時) (レス) id: fc346cb028 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョコ好きの人 | 作成日時：2020年11月3日 12時
