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大和/三月/環/壮五/ナギ/TRIGGER/Re:vale/BLACK・DEMON/万理/紡「(ﾄｸﾝ…)」
良の優しさに一織さんと陸さんだけではなく、周りで見ている人達でさえ、心を打たれた。
一織「あの、診せて下さいね」
『は……はい……っ(ﾄﾞｷﾄﾞｷ…)』
一織「音凄かったですよね……」
一織さんは良の前に座り彼の右手を自分の膝へと乗っけパーカーを捲った。
全員「……っ！！」
捲ると鉄の棒を受けたせいか右腕が腫れていた。
BLACK・DEMON/太陽「(ｲﾗ…)」
BLACK・DEMON/太陽(本気で……許さない)
大和「イチ、氷」
『……！』
一織さんと陸さん以外の人達は良が心配で彼の周りに歩み寄って来た。
大和さんは一織さんに氷の入ったビニール袋を渡した。
一織「二階堂さん。アイシングしますね……(ｿﾛ・ﾋｬ…)」
『ん……っ(ｽﾞｷｯ)』
一織さんが腫れている箇所に氷が入っているビニール袋を当てると激痛が走った。
全員「……っ！！」
一織「す……すみませんっ！！痛かったですか？」
『いえっ、冷たかっただけです。私の方こそ変な声を出してしまい申し訳ございません』
一織(こんなに腫れていて痛くないわけないじゃないですか。本当はかなり激痛が走って、それを私達に心配掛けないように……。どれだけ良さんは優しいんですか……)
大和/楽/龍/レオン/万理/太陽(こんなに腫れていて痛くないわけない。本当はかなり激痛が走って、それを俺達に心配掛けないように……。どれだけ良くんは優しいんだ……)
三月/百/陸(こんなに腫れていて痛くないわけない。本当はかなり激痛が走って、それをオレ達に心配掛けないように……。どれだけ良くんは優しいんだ……)
ナギ(こんなに腫れていて痛くないわけがありません。本当はかなり激痛が走って、それをワタシ達に心配掛けないように……。どれだけリョウは優しいのですか……)
天(こんなに腫れていて痛くないわけない。本当はかなり激痛が走って、それをボク達に心配掛けないように……。どれだけ良くんは優しいんだ……)
千(こんなに腫れていて痛くないわけない。本当はかなり激痛が走って、それを僕達に心配掛けないように……。どれだけ良くんは優しいんだ……)
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作者名：結城 | 作成日時：2021年6月15日 16時
