43.痛い。 ページ44
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みんなは色々あった時のことも兼ねて、かっちゃん宅で待機となった。
芦戸「なんかあったらすぐ呼んでね」
上鳴「マジでな」
『二人とも心配しすぎだよ。大丈夫』
そうは言っているものの、声は震えていた。
『じゃあ、行ってくるから』
耳郎「怪我なしでしか戻ってきちゃダメだから」
麗日「気をつけてね」
切島「応援してっから！」
瀬呂「行ってら！！」
私は頷いてゆっくりと家まで歩き出した。
「おい」
ふと近くで聞こえる声に振り向くと同時に、頭に手が乗せられた。
「……待ってる」
『うん……かっちゃん。帰ったら話ある』
かっちゃんは分かったと言うように私の頭を二回撫でた。
「……毛玉みてぇ」
『ほんっとになんなの！雰囲気クラッシャーが』
かっちゃんにあっかんべーをして走り出した。
かっちゃんが少しだけ、笑ったような気がした。
鍵を取り出して、差し込む。
そして捻る。
ドアノブは、もう夏前なのに冷たかった。
そっと廊下を歩き、リビングについて深呼吸をする。
扉を開けると……
『お父さん』
龍之介「また来たか……緋色。てめぇはあのクソ男と一緒にいろ！！！」
マグカップが飛んできた。
いつもならそのままだが、私は個性でマグカップを弾いた。
その後から花瓶、手帳、時計、雑誌などを投げてきた。
『お父さん』
龍之介「緋色てめぇ！！！！！」
『お父さんってば』
龍之介「てめぇさえいなけりゃ！！！！」
『お父さん！！！！！！！！！』
よくやく、宙を舞う物がなくなった。
『お父さん、ごめんね』
気がつけば、口から出ていた。
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なつめ(プロフ) - 湊真さん» コメントありがとうございます！うわぁぁぁぁぁぁぁ！嬉しいです！他作品もよろしくお願いします！ (2020年2月9日 10時) (
レス) id: dca3be50ef (このIDを非表示/違反報告)
なつめ(プロフ) - 爆豪推しさん» コメントありがとうございます！後日談、書いてみようかと思います！しばしお待ちください！ (2020年2月9日 10時) (レス) id: dca3be50ef (このIDを非表示/違反報告)
湊真(プロフ) - 久しぶりにＭＨＡ関連で号泣しました・・・！！お疲れさまでした！！ (2020年2月9日 9時) (レス) id: e706ac4195 (このIDを非表示/違反報告)
爆豪推し - とても面白かったです！！ その後の事が気になります！！ (2020年2月9日 8時) (レス) id: 21ba795355 (このIDを非表示/違反報告)
なつめ(プロフ) - 桜ひかりさん» コメントありがとうございます！頑張ってみます！！ (2020年2月8日 20時) (レス) id: dca3be50ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつめ | 作成日時：2019年12月15日 17時
