傘の時間 ページ2
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『あれ、今日雨降るんじゃなかったっけ?』
確か少し前からアイツの謹慎が解けたはず。どうせ持っていってないだろう、と仕方なしに幼馴染の家に向かった
家は隣同士だが、俺の家の方が学校に近いためアイツの家に向かうとなると数歩だが無駄に歩くことになる
そのちょっとがめんどくさいのだ
確か今日は昼に月に一度の全校集会があったはずだ。その時に渡せば良いだろう
『チッ……』
思わず舌打ちが溢れた。いや、この状況を見たら誰でも舌打ちしたくなるだろう
幼馴染の家の玄関のドアノブにかかっている折り畳み傘。そしてその傘に挟まれている紙切れ
【 よろしく 】
あの野郎……!玄関まで持ってきたなら学校まで持っていけよ!!
ご丁寧によろしく、なんてメモ残さずに!!
『はぁ………』
本当、昔っからあの幼馴染に絡むと碌なことがない
本日、何度目かのため息が溢れた
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K(プロフ) - 紅奈虹夢@虹茶さん» ありがとうございます!!忙しさもあるので、あんまり更新できないかもですかけど、ぜひ楽しんでいってください!! (5月1日 21時) (レス) id: a78013dc1d (このIDを非表示/違反報告)
紅奈虹夢@虹茶(プロフ) - 暗殺教室!!神 小説です!! 本当に! (4月29日 22時) (レス) @page2 id: 763d4d21f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:K | 作成日時:2024年3月10日 15時