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｢あとなお嬢ちゃん、何があったんかは知らんし、何を聞いてここに来たのかも俺は知らんけど、｣
バチッと目が合った。
｢ここにおる奴らは全員頭おかしいからな。俺含め。｣
刺すような目で見つめられ、
頭の中を支配された気分になる。
｢君に対しては特に何かする事は無いやろうけど、下手に巻き込まれたら死ぬからな。｣
冗談無しで、と笑みを浮かべながら
ぐっと身体を寄せてきて、
彼の額とわたしの額がコツンと当たった。
｢因みにさっきの紙袋、３袋ともパンパンに煙草が入ってる。｣
低い声でゆっくりと伝えられた事実に、
何を察しろというのだろうか。
｢特に桐山には気を付けろ。アイツは酒を呑むと変わる。｣
彼は相変わらず私に覆い被さるような姿勢で
額をひっつけている。
｢ここは最高の居場所になる。でもな、住んでしまうと、半永久的にここに居ることになる。勿論自由に出ていけるよ、でも、ここ以上に最高の居場所は無いからな。｣
“ 皆すぐ依存してしまうねん、あの男に。”
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檸檬(プロフ) - 赤色ジャスミンさん» コメントお寄せ頂き有難う御座います。是非、最後まで御付き合い下さいませ。 (2020年5月24日 16時) (
レス) id: 35918720d3 (このIDを非表示/違反報告)
赤色ジャスミン - 更新楽しみにしてます！！ (2020年5月24日 14時) (レス) id: def7596942 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檸檬 | 作成日時：2020年5月22日 3時
