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コトン、とシンプルな
ローテーブルに置かれたホットティー。
中間さんの持つカップには
相変わらずブラックコーヒーが入っている。
｢さて、｣
彼がそう呟いたのを合図に、
私は携帯の画面を見せた。
“ 中間さんは本当に資産管理会社を設立したんですか ”
少し目を見開いた後、何かを考えた中間さんは
ゆっくりと話し始めた。
｢うん。それは嘘じゃない。でもきっと、聞きたいのはそれじゃないよね。この建物について、やろ？｣
浅く頷いて、ホットティーを喉に流す。
フルーツの香りが鼻を抜けて
舌の上でほんのりとした苦味が弾けた。
｢Aちゃんは頭が良くて知識もある。だから一いえば十まで分かってしまうやろうし、その推理力で十一個目の秘密まで解き明かされてしまいそうやなあ。｣
不敵な笑みを零しつつ、カップに口を付ける。
たった一言の質問は的確に的を射抜いた。
やはり大方推測は正しいのだと伺える。
そして、�霤弔気鵑慮世Α�
中間さんの頭の良さというのも
十分に知ることができた。
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檸檬(プロフ) - 赤色ジャスミンさん» コメントお寄せ頂き有難う御座います。是非、最後まで御付き合い下さいませ。 (2020年5月24日 16時) (
レス) id: 35918720d3 (このIDを非表示/違反報告)
赤色ジャスミン - 更新楽しみにしてます！！ (2020年5月24日 14時) (レス) id: def7596942 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檸檬 | 作成日時：2020年5月22日 3時
