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『重岡くん、なんだよね。神山くんが疑ってるの。』
大学近くのカフェで、向き合って座る私達。
神山くんは俯きながら、静かに頷いた。
『私も、そう思う。』
｢俺は、本当は、ずっと知ってた。1番近くに居るとさ、何となく勘づくというか、なんか自分がもっと頭が悪かったら良かったのにって…｣
神山くんは消え入りそうな声で呟いた。
『神山くんは重岡くんが犯人だったら嫌、なの？』
｢当たり前やん！もしかしたら今日にでも捕まって、もう会えへんくなるんかな、とか、本当はそんな奴じゃないよなって、…信じたくて…｣
幸い、カフェにはそれ程人が居らず、
泣きそうになる神山くんは
あまり注目されずに済んでいる。
｢しげとAをふたりきりにさせたら、Aが死んでしまうような気がして、ほんまに怖かった…｣
『だから重岡くんとふたりで遊ぼうとしたら、神山くんは無理矢理にでも3人で遊ぼうとしてたんだね。』
｢ごめんな、Aは大切な友達やから…｣
『神山くん。重岡くんとは小さい頃から一緒に居るんだよね。彼はどういう人なの？』
頼んでいたドリンクが届き、
それぞれ自分のものを飲む。
少し時間を開けてから神山くんは話し出した。
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檸檬(プロフ) - まさなさん» ありがとうございます。 (2020年1月10日 14時) (
レス) id: 236ce81481 (このIDを非表示/違反報告)
まさな(プロフ) - こういうの好きなので頑張ってください…！！ (2020年1月10日 9時) (レス) id: 709458c7d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：檸檬 | 作成日時：2020年1月9日 20時
