55.月雲了 ページ5
A「え、えっと…はい。」
?「映画観たよ。素人とは思えない演技だったね。」
A「ありがとうございます。」
了「僕はツクモプロダクションの月雲了。良かったらツクモでデビューしない?」
A「え?」
まさかスカウトされるとは思わなかった。けど、私には事務員の仕事があるから断らないと…。
百「了さん!Aさんはあの時、代役で出ただけで別の仕事してるよ!」
モモくんが私の前に立って、私の代わりに説明してくれた。モモくん、ちょっと焦ってる?
了「そう、残念。」
百「Aさん、さっき陸が呼んでましたよ!」
A「そうなの?失礼します。」
月雲さんに挨拶して陸くんの所に行く。何された訳じゃなかったけど、ちょっと嫌な感じの人だったな。
A「陸くん。呼んだ?」
陸「え?呼んでないですよ?」
A「え?」
モモくんの方を見ると、申し訳なさそうな顔でペコッとされた。
多分、月雲さんにこれ以上関わらないようにしてくれたんだ…。
A「勘違いだったみたい。ごめんね。」
陸「そうなんですね!大丈夫です!」
陸くんに謝り、会場内を見渡す。さっきの女の子居ないかな…。
ふと、月雲さんの方を見るとさっきの女の子が居た。思い出した。あの子は…。
会場を出ようとしている所を急いで向かい、会場の外で呼び止める。
A「ねぇ!」
?「!?」
A「もしかして、海ちゃん…?」
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更新遅くなりすみません!ようやくオリキャラちゃんを出せました!
オリキャラちゃんは名前変換出来ますので、お好きな名前にしてみてくださいね!
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作者名:紗玖葉 | 作成日時:2020年3月7日 2時