16* Takanori side ページ16
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Takanori side
『 たかのり、、 』
甘いキスを交わすたびに、頬を赤く染めて、熱っぽい視線で俺を見つめる。
その視線だけで、俺は溶けてしまいそう。
久々に触れ合った。
『 ああっ……ん…… ん…… 』
甘い、甘い、喘 ぎ 声。
俺の鼓膜を震わせて、しっとりと身体に溶けて神経を奮い立たせる。
「 A……、愛してる …… 」
蕩けきった君の中に入った俺自身が、大きくなっては熱を帯びていく。
初めは、ゆっくりと腰を打ち付ければ
みるみるうちに目に溜まる泪。
『 んんっ…、 おっ…きっ……! 』
はち切れそうなくらいに、高ぶった俺も、Aの悲鳴に似た上ずった声も、全て俺を麻痺させる。
嗚呼、もう。背伸びしなくていいんだよ。俺は……どんな君でもいい。君が好きだから。
だからさ、A。
もう、終わりにしよう?ツライなら…やめよう。恋人なんか。
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作者名:レオナ | 作成日時:2017年4月1日 16時