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０５* ページ5

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そのキスに、応えてしまいそうになりつつ、息が苦しくなって岩田さんの胸板を叩く。





剛典「 …はぁ、ごめん。」






「 やけに肉食。」






少し濡れた彼の唇を一瞬撫でると、ほんのり頬が紅潮する。





剛典「 Aこそ。誘ってんでしょ？」





私に向かって伸びた手を華麗にかわして、彼に微笑んだ。





「 まだ、まだダメよ。まだ抱かせない。」





しゅんと曇った彼の表情を可笑しく思いながら、階数ボタンを押すのを忘れてい他のに気付いて、自分の階と一個上の階のボタンを押した。




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作者名：レオナ | 作成日時：2017年3月10日 7時

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