ＯｈＭｙＬｏｖｅｒｓ (ページ32)

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目を覚ますと、見たことのある天井だけど、ベッドの感触が違う。

剛典「あ、もう起きた？やっぱり短時間性の睡眠薬って便利～。」

「 …狡いヒト。」

剛典「いいじゃん？結末的には俺の勝ちだし。」

ちっとも悪びれず、にこっと彼は笑った。……まって。

「岩田さん、まだ私に何かしたでしょ。」

身体が以上に熱く、身体の奥の神経がムズムズして触られたくて仕方がない。

剛典「あ、バレた？ちょっとね、
媚薬飲ませてみた！」

彼が私の身体をスッとひと撫でする。

「ひゃっ！」

撫でられただけなのに身体が跳ねる。岩田さんはそんな私をみながらクスクス笑ってる。……屈辱。

剛典「あー、主導権俺とかちょー嬉しい。」

「はあ、私の負けだわ。
好きにすればいいわ、」

こんなに相手のオトコに主導権を握られることはなかった。薬を飲まされてる限り、私が余裕ぶることはできない。

剛典「やった。ようやくお許しが出た。……じゃあ、お構いなく激しくさせてもらいますよ？」

その妖艶な笑みに、私は喉を鳴らした。
素直に。思ってしまった。
“ このオトコが欲しい… ”

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