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朧月が浮かぶ夜道を高らかなヒールの音を響かせながら歩く。
さっきまで、オトコと寝ていた帰り道。
最初はこの“ 芸能界 ”という自由の効かない世界からの現実逃避から始めたこのゲーム。
いつからか、度を越してハマってしまい今ではオトコを捕まえては取っ替え引っ替え抱かれている。
別に愛に飢えてるわけじゃないし、親からも周りの人からも人並み以上に愛情を注がれて生きてきた。
だから、なのかも知れない。
人並み以上に愛を注がれて生きてきたから誰かに愛されていないと自分自身が満たされない。
でも、毎晩違うオトコに抱かれても
自分自身が愛で満たされる感覚を感じたことがない。
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作者名:レオナ | 作成日時:2017年3月10日 7時