イケメンさん ページ6
*
「 おわんないよ…。これ… 」
お昼休憩の後から休まないで、山積みの資料に手をつけてるけど、なかなか減らないの。
やっと三分の一くらい減ったけど、まだまだかかりそう。
「 ユリちゃんに手伝ってもらうんだった……。」
私が残業決定になった時に、ユリちゃん。優しいから手伝ってあげる。って言ってくれたんだけど、ユリちゃん今日デートって言ってたのを思い出して、断った。
ふぅ、ってため息ついて、まだまだ沢山ある資料に手をつけた時だった。
?「 え、まだ残ってるの? 」
急に聞こえた声に、すっごくびっくりする。
「 え、あ、はい。」
わ、またイケメンさんだ…。
でも、社内のイケメン情報には疎い私はイケメンさんの名前を知らない。
?「 うわー、ここ企業部?
えげつない資料の量だね〜。」
「 これ…全部終わらせなきゃなんです。」
?「 まじか!1人で? 」
こくん、と私が頷くと、スーツのジャケットを脱いで、ユリちゃんの席に腰掛けるイケメンさん。
私が首を傾げて見てると、イケメンさんが眩しい笑顔を浮かべて山積みの資料に手をつけた。
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saki(プロフ) - 続き楽しみ待っています!! (2018年2月13日 18時) (レス) id: 301d608ed7 (このIDを非表示/違反報告)
atok(プロフ) - 隆二クン〜待ってますよ〜 (2017年9月2日 21時) (レス) id: b336124363 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レオナ | 作成日時:2017年8月17日 20時