偶然 ページ19
*
開いた口が塞がらない。
私は今、そんな状況下にある。
隆二「 本社の企業部から本日付で配属になりました、今市隆二です。」
目の前で、昨日お仕事を手伝ってくれたイケメンさんが微笑んでるから。
…こんな偶然ってあるんだ。
ユリ「 やっだ、めっちゃイケメンじゃん。」笑
「 ……… 」
わたし、きっといま変な顔してる。
聞いてないもん、今市さん。
昨日言ってくれたってよかったのに。
もう、雲の上の人になっちゃったみたい。
わたしよりうんっと可愛い、他の社員さんたちも……目がハートだもん。
昨日のことが嘘みたいだなあ。
あんな至近距離で話して、二人で秘密の場所に行ったのに。
もう、遠い人になっちゃった。
「 ユリちゃん、 」
ユリ「 ん? 」
「 今日、ランチ一緒に行けないや…。」
ユリ「 …はいはい。」苦笑
ユリちゃんってね、優しい上に勘も鋭くてわたしが何も言わなくても、察してくれるの、私と違って。
最後に、今市さんといった秘密の場所に行って、昨日のことはなかったことにしちゃおう。
夢見たいな、あの時間を
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saki(プロフ) - 続き楽しみ待っています!! (2018年2月13日 18時) (レス) id: 301d608ed7 (このIDを非表示/違反報告)
atok(プロフ) - 隆二クン〜待ってますよ〜 (2017年9月2日 21時) (レス) id: b336124363 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レオナ | 作成日時:2017年8月17日 20時