惹かれてた ページ17
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剛典 side
おれが彼女を好きになるのには、そんなに時間はかかんなかった。
弱いんだけど、どっか自分の強い芯を持ったAちゃんに前から惹かれてた。
顔はいいのに。
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頭もいいのに。
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女グセは悪いのね。
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そんな人だと思わなかった。
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そんな言葉聞き飽きた。
誰も俺を満たしてはくれないし、彼女ができても長続きしない。
おれは、ちょっと可笑しかったのかも知れない。
俺が誘えば、ノラない女なんていなかったし、誘うのに戸惑いなんてなかったのに…。
おれは一体、どこに惹かれたんだろう。
Aちゃん、一見なんの取り柄もないような子に見えるんだけどさ、、
なんか、違うんだよ。
他の女とは違って、会社でおれに寄ってたかってくる訳でもないし。
逆におれ、きっとAちゃんに存在認識されてないと思うんだ。
いっつも、ユリちゃん、ユリちゃん。って。ちょこちょこ楽しそうに一緒にいるんだ。
部署も違うから、なかなか接触する機会もなくて、たまーにすれ違えば、心ん中でガッツポーズ。
この時からおれは、きっとAちゃんに惹かれてた。
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ｓａｋｉ(プロフ) - 続き楽しみ待っています!! (2018年2月13日 18時) (
レス) id: 301d608ed7 (このIDを非表示/違反報告)
atok(プロフ) - 隆二クン〜待ってますよ〜 (2017年9月2日 21時) (レス) id: b336124363 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レオナ
| 作成日時：2017年8月17日 20時
