骨の髄まで愛してるって

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涼太「 すいません、遅くなりましたー。」



A「 おじゃましまーす、、」




楽屋についたのは、結局、龍友くんが指定して来た、時間を30分くらいすぎていた頃だった。



龍友「 おー、心配したわ。道迷ってんとちゃうかって。」笑



涼太「 いやー、もう。大変。
Aさん、バックヤード側行っちゃってて。」笑




龍友「 はっ！？マジなん？？」




しれーっと、した顔でウソをつく涼太くん。



それに騙される龍友くん。




…失礼ながら、涼太くんの相棒が龍友くんでよかったなって、つくづく思った。




A「 うん、龍友くんのラインわかりづらいの。あんな、箇条書きで場所指定されてもわかんない。」笑





龍友「 え、軽く僕のせい？ 」笑




涼太「 そうっすねー、龍友くんのせいです。」笑




なんでやねん！って言って、涼太くんに強めのツッコミを入れる龍友くん。



ふと、奥に目線を送ると、




涼太「 パフォーマーは、今はいないよ。
もう直ぐ帰ってくるから、待っとき。」




A「 あ、そうなんですか… 」




龍友「 ……… 」





涼太くんが、私の視線を辿ったように、そう答えたのだった。









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